過ちに気が付きます

周りに合わせて進んだ道

曖昧な道を
うやむやに進んで
間違いなんだと分かっても
戻る事もしないで…でも

出典: Shooting Star/作詞:YUKA 作曲:YUKA

その願いを思い出した事をきっかけに、自身のこれまでを振り返ります。

これまで自分の意志で道を選んでいなかった事がわかります。

みんなこうした方がいいって言うから。 こうした方が世間体が良いから。

「これをしたら、人からおかしな目で見られるだろうか?」

そんな考えから自分の意志を消して、言われるがままに歩いていた。

本当の自分はもうずっと遠くにいて、今更戻る事はできません。

でも、もしかしたら、今からでも引き返せるかもしれない。

そんな気持ちを流れ星の輝きが引き出したのです。

抱いていた夢とは

忘れたふりをしていた夢

絶対なんかはなくて
問題だらけの僕が
偽物ばっかの場所で迷いながら
忘れかけていた事失くしたモノ
心の奥の方に眠っているでしょ?

出典: Shooting Star/作詞:YUKA 作曲:YUKA

ずっと、本当はやりたい事があったのでしょう。

しかしその夢から逃げて、見ないふりをしていました。

一体どのような夢だったのでしょう?

例えば、バンドを組んでステージに上がってみたかった。

しかし回りでバンドをやっている人達は自分とは違うカテゴリに属する人…。

まさか一緒になってできるわけない。

楽器をやっている事すら隠して、心にずっとしまっていた…。

それとも、恋愛の事でしょうか。

憧れの女の子がいるけど、見つめるだけで何もできない。

好きな人の話題になっても、友達にも、誰にも口外しなかった。

最初から、釣り合わないってわかっていたから。

何よりも、他人から「身の丈にあってないよね」と思われるのが怖かったのだと思います。

強い意思に変わる時

I saw a shooting star
叶えたくて仕舞い込んだ想い
解き放つ様に響け僕の声
「いつの日か」

出典: Shooting Star/作詞:YUKA 作曲:YUKA

最後のサビでは、これまでとほんの少し表現が変わります

これまでは、過去の自分への後悔夢をしまい込んでいた事への気づき。

流れ星を見た事により思い出した感情に自分でも驚いた事が描かれています。

それから数分経ったのでしょう。

はっきりと、確信に変わります。

夢を叶えたいという意思がはっきりと強くなります。

自分を認めて、夢を恥じることなく真っすぐに向き合う事を決めた。

そんな意気込みが感じられます。

乗り越えて手にするもの

痛みも乗り越えた後には

周りと比べて卑屈になったり、自分を押し殺してしまったりする事。

誰もが経験した事があると思います。

こういう気持ちを乗り越えた時が、人として成長できるタイミングなのではないでしょうか。

昔とはかなり印象が変わったなと感じる人にたまに遭遇します。

あんなに大人しかったのに、今ではすっかりリーダータイプになった人。

お転婆だったあの子が、すっかり落ち着いたお姉さんになっていた時。

そんな大きな変化を感じられる人は、こういう壁を乗り越えたのだろうと思います。

SECONDWALLが表現する世界観