B'z「Don't Leave Me」
本日ご紹介いたしますのは、B'zの「Don't Leave Me」という楽曲でございます。
初期の売れ線曲時代、中期のダンスビート×ハードロック、完成形のバリバリハードロック&just do itソングとカテゴライズできるわけですが、この「Don't Leave Me」はちょっぴり異色。
なんせ収録アルバムに「ブルース」ってついちゃうくらいですからね。そして歌詞もさすがブルース。
「暗い!」という第一印象を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、じっくり聴けばそのよさがわかるスルメ曲であるともいえましょう。
それでは早速聴いてみましょう!
動画はこちら
ま、松本さんが上裸…!!そしてくわえタバコ…もう萌え死にさせる気ですか!!そしてちょっぴりロン毛で茶髪の稲葉さんが妙に新鮮です。
曲のほうは、ワイルドなイントロ終わりからが非常に壮大です。またサビでは、Journeyの"Open Arms"のような雰囲気がありますね。
ブルースだけあって、ブルースの要であるギターラインが印象的ですね。耳が幸せとはまさに松本さんのギターを聴いたときのことです。
収録アルバム
「Don't Leave Me」が収録されているアルバムは、「The 7th Blues」です。
2枚組でぎっしり曲が詰めこまれた、非常に密のつまった作品です。創作意欲が刺激される~!
アルバムコメント
今回ご紹介する「Don't Leave Me」はDisc2の第一曲目に入っています。Disc2はこのシングル曲とすでにリリースされてなじみのある曲が収録されているため、少々Disc1を食い気味。
しかしDisc1の第一曲目、ウォッカの味もわからない「LOVE IS DEAD」は劣らず素晴らしい出来。暗い曲であることは否めないものの、まさにウォッカが似合うような激シブかっこいい曲です。
また、このアルバムの歌詞の出来といいますか、稲葉さんの言葉選びが秀逸すぎてビビるレベルなのです。
このアルバムから一気に歌詞がグレードアップしたような。稲葉さんに何かあったのだろうか…。作詞のコツをつかんだのか、あるいはプライベートで何かがあったのか。
そして試行錯誤のあとが垣間見える作品でもあります。
歌詞の意味
ということで、「Don't Leave Me」の歌詞の内容についてご覧いただきましょう。
未練たらたらソング…といっては色気もへったくれもないので、細かく見ていきましょうね。
しかしB'zの曲にしては珍しく、悩みの突破口が一切ない歌詞に仕上がっております。いつもなら「踊ろうぜ」とか「一人で構わない」とかおっしゃってくれるのですが、今回はめっちゃ悶々して終わります。
まあ解決策ばかり言われても仕方ありませんしねえ。こうやってちょっぴり弱みを見せるのもマーケティングの手法として有効ですしね。
さて、ちょっと脱線しましたが本題へまいりましょう。
NO REGRETS
惜しくない 君を失っても
本気で思った
いい気分で坂を転がり
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=39543
のっけから自惚れまくっていますねー!しかしここは過去を振り返って反省中であることを、続く歌詞から読み取ることができます。
ここの部分を聴いていつも思うのは、恋人を自分の所有物か何かのように荒く扱う人のこと。そして恋人だろうが友人だろうが、出会いと別れにさほど執着しない筆者自身の冷たさです。
いずれも相手を大事にしていないことで共通していますね…。
欲にまかして 生きてゆくのは意外と
簡単なGAME OF LOVE
コインひとつで片がつくなら
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=39543