反抗期の少女の気持ちを描いた楽曲!
アニメ好きな人はもちろん、そうでない人も続々と彼女の歌声に虜になっています。
今回はそんな藍井エイルさんの楽曲「グローアップ」について紹介していきますよ!
「グローアップ」は、アルバム「FRAGMENT」に収録されている楽曲。
反抗期をテーマにしたロックテイストの楽曲となっており、藍井エイルさんご本人が作詞を行っています。
随所に見られるセリフのようにリスナーへ語りかける独特な歌い方も「カッコいい」と高い評価を得ているんですよ♪
反抗期真っただ中の若者の心を掴む工夫がされている楽曲だといえるでしょう。
MVでは"家に帰りたがらない反抗期の少女"が登場!
「グローアップ」のMVでは、家出をしてしまった少女が登場します。
一人で路上や公園をぶらぶらする少女。
片手にはスマホが握られており、親と電話をしているようですが反抗的な態度を見せているのです。
家に帰りたくない。
一人で自由に遊びたい。
親と喧嘩してしまう。
そんな経験をしたことがある人は、きっとかなり多いのではないでしょうか。
もう大人になった人は「自分もこんな時期があったなぁ~」と感じる傾向にあると思いますし、
いま反抗期の人は「最近の自分と一緒だ…」と思うはず。
共感性の高い映像作品となっているので、ぜひチェックしてみてください。
親に反抗してしまう気持ちを描いた歌詞を紹介!
「グローアップ」は「成長する」という意味を持つ言葉です。
親との関係が上手くいかない時期というのは、色々とネガティブな感情になりがちです。
でも、多くの人がその反抗期を乗り越えて、一人前の大人へと成長していきます。
この楽曲の歌詞の主人公は、一体どのような成長を見せていくのか。
「グローアップ」の歌詞の内容を追いかけながら、詳細を見ていきましょう。
1番の歌詞
大人でもないけど子供でもない
ソーリーなんてさ 言えないよ 今更
うるさいなわかってるよ しつこいなもう!
はいはい、もう良い? その目が嫌いだよ
ベイビーじゃないんだから良いでしょ
じゃ、バイバイ やる気失くしちゃう
出典: グローアップ/作詞:Eir 作曲:篤志
冒頭から、反抗的な言葉がたくさん並んでいますね。
本当は自分が悪いし、謝った方が良いということに気づいている主人公。
しかし、素直に謝ることができないようです。
それどころか「しつこい」「うるさい」といった言葉を使って、親を困らせています。
親の立場からしてみたら、反抗期中の我が子というのはまだまだ手のかかる"幼い存在"です。
しかし、当の本人は「子供扱いしないでほしい」と突っぱねてしまいがち。
完全な大人でもないけど、お子様でもない難しい年頃だからこそ、このような衝突が起こってしまうのでしょうね。
本当は親のことが大事
サンキューそうだね
大事なことだってさ
わかってても言えないんだよ
申し訳ないけれども
大人への 通り道なんでしょ? ね?
出典: グローアップ/作詞:Eir 作曲:篤志
子供のことを本気で心配してくれる親。
その親に対して、心の底では「サンキュー」という感謝の気持ちを持っています。
そして「申し訳ない」という言葉も登場していますね。
酷い言葉を親にぶつけてはいるけど、だからといって本気で親を恨んでいるというわけではないみたいです。
親のことを大事に思っているけど、ただ単に素直になれない。
それだけなのです。
反抗期は大人になるために必要な通り道だから、大目に見てほしいと思っているようですね。
ついに家出を決める主人公
心配なんて いやいや別に要らないから
結局一体何が言いたいわけ?
良い加減にもうそろそろ私喋っても良い?
「しばらく家には帰りません」
出典: グローアップ/作詞:Eir 作曲:篤志