「BUBBLE POPS」収録!ゴキゲンナンバー
MVを見てみよう♪
TENDOUJI「Kids in the dark」のMVはアメリカ・サンフランシスコで撮影されました。
冒頭の引き込まれるようなサウンドから既にかっこいいですね。
クリアな映像になり、横断歩道に並んでいるのはTENDOUJIの4人と、他にも誰かいるようです。
続いて目を覚ますのはドラムのオオイナオユキさん、ボーカル&ギターのモリタナオヒコさん。
そしてベースのヨシダタカマサさん、アサノケンジさんだけ水中です。
ゴールデン・ゲート・ブリッジやサンフランシスコの街並みが一瞬カットインするのもオシャレ。
続く4人の演奏シーンや外に飛び出してじゃれ合う姿もハッピーな内容になっています。
ゴキゲンなサウンドですが、英語詞ではいったいどのようなことが歌われているのでしょうか。
歌詞&和訳を解釈!
歌詞【1】
I just be diving to the BE-BOP-POP
“Oh one for the money two for the showtime”
I just be running to the BE-BOP-POP
And back to the beat, crazy crazy surfing now!
出典: Kids in the dark/作詞:NAOHIKO MORITA 作曲:NAOHIKO MORITA
ハッピーなギターのリフに続いて、ノリのいいボーカルが始まります。
冒頭の部分では「ビバップ」や「クレイジー・サーフィン」といった英語詞が特徴的でしょう。
音楽的な意味では、ビバップは1940年に確立されたジャズの演奏スタイルのことです。
従来のスウィングジャズとはアドリブ重視という点が異なり、モダンジャズの起源となりました。
またサーフィンといえばウォータースポーツの一種、サーフボードの波乗りが連想されます。
あるいはセイル(帆)のついたウィンドサーフィンをイメージする人もいるかもしれません。
和訳【1】
僕は今日も最高の音楽の中に飛び込んでいく
“ワンフォーザマネートゥーフォーザショータイム”
僕は今日も最高の音楽に駆け込んでいく
どれだけ過去にさかのぼる事もできちゃうすごいクレイジーな旅をしてる
出典: Kids in the dark/作詞:NAOHIKO MORITA 作曲:NAOHIKO MORITA
ビバップは「最高の音楽」、サーフィンは「旅」と訳されています。まずビバップですが……。
ジャズというジャンルにこだわらず、ゴキゲンなナンバーと同じ意味で使われているのでしょう。
続いてサーフィンは、いろいろな音楽を聴くこと。しかも「最高の音楽」を……という話です。
ネットサーフィンという言葉もあるので、音楽サーフィンと解釈することもできるでしょう。
海に飛び込んで波に乗るかのごとく、音楽にどっぷりハマるイメージが頭に浮かびます。
そもそも音楽は空気の振動によって伝わる音波で成り立っているわけです。まさに音の波!
ただ「ワンフォー~」の部分は和訳されておらず、そのままカタカナ表記になっています。
どうやら「1番の目的はお金、2番目はショータイム」と解釈できますが、まあシャレでしょう。
音楽性重視のTENDOUJIだって売れたい!という心の叫びかもしれません。
さらになぜクレイジーなの?という理由もしっかり歌詞に描かれています。
音楽は過去に作られたものでも、何十年後何百年後に聴いて斬新!と感じることさえできます。
ジャズのビバップも然り。音楽ならタイムスリップ可能!と考えると確かにクレイジーな話です。
暗闇の中の子供?
歌詞【2】
Ja ja ja jam in the street
Da da da diving to the dream
I wanna choking about the kids are in the dark
出典: Kids in the dark/作詞:NAOHIKO MORITA 作曲:NAOHIKO MORITA