疲れ切った大人達へ
目覚ましの音に憂鬱を感じつつ、顔を洗う。
今日の仕事に思いを馳せつつ身支度を整え、満員電車へ。
デスクに着けばすぐに大量のメールや業務連絡のチェック。
あっという間に午前は過ぎ、今日もワンコインの安いランチ。
午後は実のない会議に終われ、気がつけば今日も21時……。
なーんてつまらない(失礼)毎日を送っている大人のみなさん!
聞いて欲しい曲があります。
その名も「オトナHIT PRADE」!
くだらないことに精を出し、一生懸命遊んでいたバブル時代。
あのキラキラとした時代が蘇えるような曲なんです。
聞き終わるころにはきっとスーツを脱ぎ捨てているはず。(言い過ぎ)
もちろん、バブル時代を知らない若い方にも聞いて欲しい!
(えぇ、筆者もバブル時代は知りません。)
一生懸命遊んでた学生時代でも思い出しながら聞いてみてください。
日常に倦怠感を感じている方、必聴です。
まずはPVをチェック!
オトナHIT PARADE/BRADIO

どうですかこのキラキラ感たっぷりのサウンド!
ゴージャスな様相のPV!
そして美人なハイレグのお姉さん!(関係ない)
個人的には先頭の人が一番タイプ!(もっと関係ない)
思わずアフロヘアにしたくなっちゃいますよね!(ならない)
バブル世代にとってはワクワクしちゃうワードもたくさん。
詳細については次の項目で解説いたします!
歌詞をチェック!
サビ
Uh-huh ヒットパレード
ギミギミギミギミギミ
Tonight oh oh oh
Uh-huh ヒットパレード
留まるな オトナよ、遊べ
出典: オトナHIT PARADE/作詞:真行寺貴秋 作曲:BRADIO
サビから始まるこの曲。
細かいことは置いといて、注目すべきは以下。
「オトナよ、遊べ」
素晴らしい。
何と言っても間に入っている「、」。
本気度がハンパない。
“遊ぶ”ことが力強く推奨されています。(笑)
Aメロ①
オトナいい子にしてられない
街に繰り出せ酔って踊って
遊べないなら未来などない
目指せいつかのDISCOnation
出典: オトナHIT PARADE/作詞:真行寺貴秋 作曲:BRADIO
「 明日も仕事だし、もう帰ろうか。」
なんて言葉で飲み会を締めていませんか?
いえ、それが悪いことだなんて言ってないんです。
大人になると、自然とそうなると思います。
私もそうです。
水よりお酒が好きですけど(※危険)、そう言って帰ります。
そして、大抵1人になった帰り道にふと思うのですよ。
「大学生の頃なんて明日とか気にせずオールで飲んでたのになぁ」って。
そんな人に布石を打つのがBRADIO。
大人だっていい子になんかしてられないぞ!
遊べないなら明日なんていらないぞ!
……と。(笑)
”世の中が沸いていたバブル時代のように弾けようぜ”
と言わんばかりに、この後はバブルを象徴する言葉がたくさん出てきます。
Bメロ〜Cメロ①
Fu fu fu fu Fu fu fu fu…
車転がして
Back to the future
Fu fu fu fu Fu fu fu fu…
騒ぎちらして
YUKICHIよ 回れ
狙ったあの娘と
チクチクチークタイム
落とした針先
Mary jane Mary jane
言葉巧みに
ブギウギDrivin'
気取ってないで1!2!
Shout it out!!
出典: オトナHIT PARADE/作詞:真行寺貴秋 作曲:BRADIO
若者の車離れが深刻と言われていますが、バブルといえば学生でも車は当たり前。
転がすかのように乗り回していた訳です。
女性の送り迎えのために、いわゆる“アッシー”となって。(笑)
その頃のように車を乗り回し……
そして諭吉(一万円札)を振り回し……
Back to the future!
この「Back to the future」もバブル時代を象徴するもののひとつ。
自動車型のタイムマシンで高校生がタイムスリップするという洋画です。
車からの流れとうまくリンクさせているあたりのワードセンスが素晴らしい。
YUKICHIも含め、バブル感満載です。
そしてチークタイム!(笑)
若者のみなさんわかるでしょうか。
チークって。
ほっぺにつけるあれじゃないですよ。
男女が密着しながら踊る踊りのことです。
それはまだクラブではなくディスコだった時代の話。
ダンスミュージックの合間にスローテンポな曲がかかる時間があったのです。
その時間は、気になる女性と密着しながら踊れるチャンス。
あわよくばその後の関係に繋げるチャンス。
だから、男性はチークタイムに精を出していたのです。
そしてそこでの定番曲が、つのだ☆ひろさんの「メリージェーン」。
つまりCメロはチークタイムで女性を狙う男性の様子が描かれているのです。
そして冒頭で紹介したサビへと続きます。
オトナよ、遊べ!