ハルカミライとは

【ハルカミライ/predawn】夜明けを感じる歌詞の意味を解釈!MV&ツアー情報も紹介!の画像

ヴォーカル:橋本学
ドラム&コーラス:小松謙太
ベース&コーラス:須藤俊
ギター&コーラス:関大地

出典: http://www.harukamirai.com/

夜と宇宙の神秘アルバム

2012年に東京八王子で結成されたロックバンドハルカミライ」。

年齢は4人とも20代前半で、初ツアー開始は2014年、20歳ちょうどか10代後半の時にはもう、各地にロックを弾いて回っていたんですね。

2016年には「THE NINTH APOLLO」に所属しました。「THE NINTH APOLLO」とは大阪のインディーズ音楽レーベル、レコード会社のようなものです。

そして、今回紹介する「predawn」という曲は、2017年11月にリリースされたアルバム「星屑の歌」に収録されています。

全9曲が収録されていて、ジャケットの通り、夜や宇宙がコンセプトの一枚になっております。

ヴォーカルの「橋本学」の歌声は、空をスーッと流れていくように滑らかで、聴きやすい歌声ですよ。

『predawn』の歌詞の意味は?

君は夜を照らす光

それなら夜は煌めくだろう
そのうち夜は明けるだろう
僕の事だけ考えて
夢の中連れ去って

出典: predawn/作詞:ハルカミライ 作曲:ハルカミライ

街の騒音を掻き消した
ボリュームを上げたイヤホンの
ステレオはモノラルに変えて
左が君で右が僕の

出典: predawn/作詞:ハルカミライ 作曲:ハルカミライ

まず「predawn」とは夜明け前という意味になります。

「predawn」に出てくるのは僕と君、二人の関係性を夜を使って表した曲となっています。

真っ暗な闇の中で光を求める僕、君が僕のことだけを考えてくれるなら、真っ暗な闇は明るく晴れていくだろう、心地いい夢を見させてくれるだろう。

「ステレオからモノラルに変えて」、ステレオは左右に広がる立体感のある音で、録音機器も複数使って臨場感のある音を表現できるのが特徴です。

対して、モノラルは立体感のない平坦的な音、録音機器も一つだけで録音しています。

つまり、ここの歌詞街の騒音が聴こえなくなるほどに君とひとつになりたいんだ。

じゃあステレオからモノラルに変えてみようか、左右別々の音がモノラルという一つの音に固まっていく、そうして君と僕はひとつになるんだ。という事になりますね。

「左が君で右が僕の」というのは、イヤフォンを片耳ずつシェア付けしているのかと思いますが、ここは前のフレーズからしてスピーカーの事かもしれません。

イヤフォンでもスピーカーでも通じるので、両方合わせての「左が君で右が僕の」という事なのかもしれませんね。

真夜中国道並ぶ
街灯に照らされて
真ん中を歩いていこうか
ファンファーレの中
征服したこの街
スピーカーに変わる

出典: predawn/作詞:ハルカミライ 作曲:ハルカミライ

二人だけの世界に入り込んでいますね、真夜中なら車もあまり走ってないでしょうし、街灯に照らされながら真ん中を歩くというのはまさに二人だけの世界です。

しかし真夜中でも都会なら普通に車が走っているので、爆音で音楽を聴いているなら轢かれそうですね。

ファンファーレは聴いている曲のことで、征服したこの街は二人だけの世界そのままの意味になります。

スピーカーに変わる、街全体から二人に対して曲が流れている、三度目ですが二人だけの世界です。

暗闇を眩しく照らす君

それなら夜は煌めくだろう
そのうち夜は明けるだろう
君の事だけ考えて
痛くなる苦しくなる
それですら輝いて

出典: predawn /作詞:ハルカミライ 作曲:ハルカミライ

待ち侘びてた
春が来ること
幻じゃないと君が教えてくれた
消えてしまう事なんてさ
想像も出来ない程に
眩しくってさ

出典: predawn/作詞:ハルカミライ 作曲:ハルカミライ

君を想う度に苦しくなる痛くなる、そんな辛ささえ美しく視えているのです。

二人だけの世界に入り込める、そんな時間を待ち侘びていたという部分が「待ち侘びてた~春が来ること」になっています。

 僕という人物からすれば、君という存在はどんなに暗い夜であろうと、眩く照らしてくれる確かな存在なのです。

例えるなら、深夜の廃病院に迷い込んだ時に持っていた懐中電灯(予備バッテリーも大量)という確かで、心強い存在ですね。

「predawn」の歌詞を解釈してきましたが、この曲は君という存在が夜明けだという歌詞になっているんですね。

何度夜が来ても暗闇に沈まない、なぜなら君が僕を照らしているから。

MV

【ハルカミライ/predawn】夜明けを感じる歌詞の意味を解釈!MV&ツアー情報も紹介!の画像