Nick Jonas【Chains】歌詞を和訳して意味を解釈！鎖は何を意味する？複雑な心情を紐解く！

何かヒドイことをされたようです。

ここで歌うヒドイこととは一体何でしょうか？

ただ酒を飲みにきて、何事もなく帰ってしまうかそのまま寝てしまう、ということでしょうか。

これも相手を想う自分にとってはヒドイことといえるのかもしれません。

何事もなくただ会うだけの日々のせいで、自分は相手のことばかりを考えるようになってしまいました。

いつしか相手に会うためだけに生きているかのような錯覚に陥ってしまっているのでしょう。

この楽曲に込められた思いは「自由と平等」に尽きると思います。

今回は、同性愛を仮定して解釈をしました。

更に広い意味では、全ての人々は何かの鎖に繋がれ、その鎖と葛藤しながら生きていることを歌っています。

その鎖とは、人それぞれ違っていて、コンプレックスだったりストレスだったりするでしょう。

「Chains」の歌詞だけ見ればマイナスな部分が目立ちます。

しかし、これを歌うことが悩みや不安を抱えている人達へのエールになるのではないでしょうか。

「1人じゃない」

「そんな思いをしているのはあなただけじゃない」

こうした想いを伝えたいのではないでしょうか。

観客にはもちろんですが、Nick Jonasは国に対してもメッセージを伝えようとしています。

Nick JonasとDemi Lovatoのツアー「Future Now」での一件では法律に対して異を唱えました。

MVの描写では、国家権力対一般人というような構図をも作っています。

Nick Jonasは今後も、さまざまな形で世界にメッセージを伝えていくことでしょう。

今回はNick Jonasの「Chains」の歌詞を読み解いてみました。

強いメッセージを感じさせる名曲です。

YoutubeにMVが公開されているので、ぜひ一度聴いてみてください！

社会へのメッセージを内包した楽曲は他にも多くあります。

Lewis Capaldiの「Someone You Loved」もその1つです。

こちらの記事ではその歌詞を読み解いています。

ぜひご覧ください。

世界には素晴らしい曲がたくさん溢れています。

その曲のメロディーや歌詞をどのように捉えるかは、聴き手である私達に委ねられます。

曲を作った当事者には予測もできないような反応を世間が見せることもあるでしょう。

伝えたいメッセージとは裏腹のメッセージが伝わったりします。

それが善とか悪という区別はできません。

ただ、どのように解釈しても良いのです。

どう捉えようと自由だと思います。

この世界に溢れる素晴らしい曲を、自分というフィルターを通して大いに楽しみましょう。