語り継がれる名曲

Elvis Presley【Let It Be Me】歌詞和訳&意味解説!君にしてあげたい事とはの画像

その名は世界に知れ渡る、ロックの王様と呼び声高い男、エルビス・プレスリー。

今日は、そんな彼がカバーした名曲「Let It Be Me」の歌詞和訳とその意味を解説します!

この曲は元はといえばシャンソン曲「神の思いのままに」の英訳版なんですね。

純粋な愛を歌ったこの曲。

エルビスプレスリーの人生も照らし合わせながら解説していきたいと思います。

それでは参りましょう。

1番Aメロ①

『Let It Be Me」の意味が鍵!

Elvis Presley【Let It Be Me】歌詞和訳&意味解説!君にしてあげたい事とはの画像

I bless the day I found you
I want to stay around you
And so I beg you
Let it be me

出典: Let It Be Me/作詞:ピエール・ドラノエ,マニー・カーティス 作曲:ジルベール・ベコー

“君を初めて見つけた日のことをめでたく思うよ

君のそばにいたいんだ

だからお願い

僕であってください”

この曲の良さはその真っ直ぐな歌詞

そこまで英語が喋れない人でもスッと内容が入ってくるくらい平易な言葉で書かれています。

曲の歌詞を紐解く鍵になるのはずばり、「Let It Be Me」の意味ですね。

ここでは「僕であって」と書きましたが、何が?となってしまいます。

でもご安心ください。

「何が?」にあたる文言が、後の歌詞に出てきますので。

歌詞の真っ直ぐさ

Elvis Presley【Let It Be Me】歌詞和訳&意味解説!君にしてあげたい事とはの画像

さて、初めてこの曲を聴く人はこういうかもしれません。

「なんだかぼんやりしていて曖昧でよくわからない」。

この曲は原曲がフランス歌謡曲であるシャンソンです。

つまりフランスの原曲を英訳カバーしたやつをエルビス・プレスリーがカバーしているということです。

もちろんエルビス・プレスリー以外のアーティストもカバーされているわけですが。

原曲のリリースは1955年で、英訳版は1960年です。

少し歌詞がぼんやりしているかもしれませんが、当時の歌謡曲の良さというのは真っ直ぐさにあるわけです。

棘のある言葉はないかもしれませんが、時にその真っ直ぐな言葉に我々はグサっとくる。

ですから、一語一語受け止めながら歌詞を解釈していきましょう!

1番Aメロ②

天国は何を意味している?

Elvis Presley【Let It Be Me】歌詞和訳&意味解説!君にしてあげたい事とはの画像

Don't take this heaven from one
If you must cling someone
Now and forever
Let it be me

出典: Let It Be Me/作詞:ピエール・ドラノエ,マニー・カーティス 作曲:ジルベール・ベコー

“この天国を奪わないでくれ

誰かにくっつかなきゃいけないのなら

今もこれからも

それは僕であって欲しい”

さて、「何が?」にあたる内容が出てきました。

heavenとは天国のことです。

天国を奪うなとはどういうことでしょうか。

これは、「2人の幸せな時間」だと考えられます。

激アツのカップルが、デートが終わった後、友達にこういいませんか?

「天国のような時間だったよ」

そうです、天国とは愛の象徴です。

誰にも奪われたくない、2人だけの空間・時間。

それこそが天国なのです。

純粋な歌詞だからこそ、たまにくるこういったスパイスがより際立ちますね。

「僕であってほしい」のここでの意味!

そして、最後の「僕であってほしい」という言葉。

これがどういう意味で使われているかということです。

その答えは「If〜」以下の内容を見れば見えてきます。

例え、どんな状況下にあって彼女が誰かに抱きつかなきゃならないとしても。

女が男に抱きつくときは、好きでハグするのかもしれません。

もしくは脅迫されて抱かなければならないのかもしれません。

もしくは演技。

どんな状況だったとしてもその「男」が僕であってくれ。

ここでの「Let It Be Me」の意味が見えましたか?

こういった形でいくつかの「僕であってくれ」が曲中に出てきます。

純粋な愛が純粋な言葉によって語られていくわけです。

「今も、これからも」という言い方が少し古臭いところも歌詞の良さですね。

1番サビ

愛が完璧だと思えるか?!