走り出した朝の電車 あの頃には戻れやしないよね
もう会えない気がして 涙がこぼれ落ちた
さよなら君は東京ガール

出典: 東京ガール/作詞:タダミ 作曲:タダミ

そうこうしているうちに、君は再び東京に戻ることを決意します。

朝の電車に乗って東京に戻る君を静かに見送る主人公。

結局、主人公は自分の気持ちを君に告白することはしなかったのでしょう。

君は大阪ではなく、東京に対して未練を感じていました。

なので、主人公がどんなに一生懸命口説いたとしても、君の意志が変わることはない…と感じたのだと思います。

だから、君のことを引き留めずに黙って見送る選択をしたのです。

もう会えないかもしれない…。

これが本当に最後のお別れになるかもしれない…。

それでも、君の気持ちを尊重して、黙って見送る主人公の気持ちを考えたら…とても切ないですね。

おわりに

河内REDS【東京ガール】歌詞の意味を解釈!本当の君はどんな女の子?主人公にとっての東京ガールとはの画像

「東京ガール」は、都会に染まってしまった片思いの相手について歌っている切ないラブソングですね。

最後は相手の意志を尊重して、潔く身を引くのも男らしくてカッコイイです…!

上京してしまった相手に恋をする人は、共感できる部分も多いのではないでしょうか。

ちなみに上京してしまった相手を想ったラブソングといえば、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」も有名です。

「東京ガール」は、故郷に残った男性と、都会に行った女性が登場していました。

しかし「木綿のハンカチーフ」はその逆で、故郷に残った女性と、都会に行った男性が登場しています。

「東京ガール」と共通している部分もある歌詞なので、ぜひこちらも併せて聴いてみてはいかがでしょうか。

歌謡界のゴールデン・コンビ、作詞家・松本隆と作曲家・筒美京平が最初に放った大ヒット曲、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」。遠距離恋愛をするカップルの気持ちの移り変わりを見事に表現した松本隆の歌詞を中心にして、この曲の魅力を紐解いていきましょう。

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