河のある街で暮らしているふたり。河を見ながらふたりは夢を語っていたのでしょう。
雑多な街の中を抜けて大きな海にたどり着く河が夢の実現に見えました。
何度も耳にした、きっと手に届く・もうすぐだから・次は絶対に…。その都度言葉を信じました。
信じれば信じるほど不安の数は増えたけれど、希望を見捨てたくなかったのです。
本当は負けたくはない、一握りの人が手にする夢を叶えるまでは。
河は優し気に見えるけれど、厳しい現実も教えてくれます。
速い流れについていけない、いつの間にか流れから外れている、流れを見失う…。
夢や希望が形になる前に自分の手から離れてしまうのです。
河をいつも見ているから分かる河の本当の姿。流れる水には涙成分も含まれています。
切なさを抱えたままで…
今は今日を思い出にできないけれど
Hold me tight 大阪ベイブルース
今日でふたりは終わりやけれど
Hold me tight あんたあたしの
たったひとつの青春やった
出典: 悲しい色やね/作詞:康珍化 作曲:林哲司
ひたすら夢を追いかけるあんたを支えてきたあたし。
悲しくてどうしようもないときには抱きしめてくれたあんた。
夢を追うあんたが好きで好きで仕方なかったからここまで来ました。
でも気が付けばもう青春と呼ばれる時期はそろそろ終わり。
周りの人たちは普通の幸せや安定した暮らしを次々とに手にしています。
友達にあんたの夢の話をしても、それで大丈夫?と言われて終わり…。
見えるのはあんたの背中だけ、あたしにはその先が何も見えませんでした。
あんたとの恋はいつまでも悲しい色のまま、湿った空気の中で恋にしがみつくのは今日で最後です。
今日が青春の一コマになるのはまだまだ先のこと、今夜は海を忘れて独り涙の中で過ごします。
最後に
夢を追いかけるあんたを支えるあたし…そんなあたしが素敵と思える時もあります。
夢は追いかけないと叶わないけれど、立ちふさがる現実を知ることも夢のため。
あんたの夢とあたしの恋、どちらも大切にしてたけど、疲れたあたしにはあんたの夢はもう見えません。
明日も夢のために大阪の街を歩くあんたは想像できるけど…。
あたしは悲しい色で終わった恋にまだ酔っていたいのです。
切ないままで終わった恋は、少しくらい引きずる方が立ち直りが早いかも。
恋の駆け引きはやっぱり海で♪
別れの場所に選ばれる海があれば、出会いの舞台になる海もあります。
終わった恋・始まる恋・続く恋と恋の駆け引きが錯綜するのが海。
不思議な展開をするけれどそれは海辺の恋だから許されます。
100%じゃなくて1000%で伝えたのに、思い切り好きを伝えても不安は隠せません。
1986オメガトライブの「君は1000%」が教えてくれる海辺の恋のセオリー。
海辺の恋のラブストーリーにはカラフルなカクテルが似合います。
1986オメガトライブ【君は1000%】歌詞を徹底解説!1000%なのは何故?渚の恋に酔いしれたい… - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
1986オメガトライブの「君は1000%」で夏の恋に突入しましょう。キラキラと輝く夏の海は恋をするには最適なロケーション。ラブストーリーが数多く生まれます。駆け引きの主役になれないのは君のことが好きすぎるから?レベルは100が10集まった1000。1000%ってゼロが1つ多くない?渚に隠された恋を徹底解説です。
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