あたらよってどんな歌手?

あたらよの概要

あたらよ【10月無口な君を忘れる】歌詞の意味を解釈!変えたかったこと変わってしまったことを読み解くの画像

あたらよは2019年に東京で結成された4人のバンドグループです。

ボーカルとギターを担当しているひとみが作詞作曲を担当しています。

「あたらよ」という少し変わったグループ名は次のように生まれました。

バンドのキャッチコピーは「悲しみをたべて育つバンド。 」グループ名の「あたらよ」は”明けるのが惜しいほど美しい夜”という意味の可惜夜 (あたらよ)から由来している。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/あたらよ

誕生やバンドのキャッチコピーについて

可惜夜という聞き慣れない言葉をグループ名にしていました。

グループを調べてくれた人に対して実は深い意味が込められていることを驚いてほしいのでしょう。

さらにバンドのキャッチコピーが「悲しみをたべて育つバンド」となっていることにも注目すべきです。

グループ名やバンドのキャッチコピーに深い意味が込められているバンドこそが「あたらよ」なのです。

そんな彼らが創り出した「10月無口な君を忘れる」はなぜたった6ヶ月で1500万回も再生されるほどヒットしたのか?

この曲が若い世代になぜ響くのかを深掘りしていきます!

イントロから心を奪われる

少し変わった始まり方

「おはよ。朝だよ。朝っていうかもう昼だけど。
私もう時間だから行くね。今までありがとう。
楽しかった。バイバイ。」

「最後くらいこっち見てよ。」

出典: 10月無口な君を忘れる/作詞:ひとみ 作曲:ひとみ

イントロ中にこのようなセリフをいうところから始まっていきます。

イントロではギターやピアノなどの楽器だけが演奏されることが一般的で大抵の曲がそのような構成になっています。

このような固定概念を壊した始まり方が多くの人に響いた1つの要因です。

そしてこのセリフを優しい声の持ち主であるひとみさんがいうことで多くの人が惹きつけられたのでしょう。

4行目のセリフをいう時にギターの音が止まります。

このことによってひとみさんの声だけになり言葉の重みが増す演出となっています。

別れた後に彼女が思うこととは

こうなってしまうことは
本当は最初から
分かりきっていたはずだったのに
変わってしまうのなら
終わりがあるなら
初めから何も要らなかったのに

出典: 10月無口な君を忘れる/作詞:ひとみ 作曲:ひとみ

ここからこの曲の本題へ入っていきます。

 1〜3行目から既に好きという気持ちが無くなっているが別れる理由がないため一応カップルでいる。

このようなずるずるとした関係性になっていたことが読み取れます。

こんな関係を終わらせるために彼女が彼氏に別れを告げて1人で煌びやかな夜の街へ出かけました。

綺麗な夜景を見て彼女は別れる際にこちらを向いてくれない彼氏と別れることが出来て清々しました。

しかし実際は歌詞全体から分かるように別れるという結果になったことを悲しく思っています。

 出会わなければ良かったと思うほどに後悔していることから本当は彼氏のことを好きだったのでしょう。

気付けなかった本当の気持ち

倦怠期を乗り越えることの難しさ

ごめんねが痛いから
さよならが辛いから
涙が染みるから
下を向いて歩いていたのに

出典: 10月無口な君を忘れる/作詞:ひとみ 作曲:ひとみ