安田レイの一生懸命が伝わる
「Sunny」の歌詞は、ドラマの主題歌に採用されてから、安田レイが作詞に携わったそうです。
ドラマの主人公と彼女のこれまでの頑張りは、重なるところが多かったのでしょう。
今作の歌詞を、想像では作れないと考えられます。
そんな「Sunny」の歌詞も、いよいよ終盤に突入です。
最後までお楽しみください。
ギャップがあるから面白い
不器用な心は今日も フル稼働 息を切らして
朝日が昇ったら始まるの 現実と理想が渦巻くリアリティ
出典: Sunny作詞:松原さらり.安田レイ.玉井健二 作曲:南田健吾
主人公の1日は、日々の課題と解決方法を考えることからはじまります。
毎日の日課としてイメージし続けると、解決できる方法の引き出しが増えていくのです。
そしてその方法が浮かんだら、あとは全力でぶつかり集中するだけでしょう。
小さな積み重ねが、いずれ大木となり、どんな困難も乗り越えられるようになるのです。
逃げずに正面から堂々と向き合う姿勢が、とても大切だと感じられました。
求められること
そっと耳を傾けた騒がしい街で 微かに聴こえるよ
君を呼ぶ声が聴こえるよ
出典: Sunny作詞:松原さらり.安田レイ.玉井健二 作曲:南田健吾
主人公が静かに目を閉じ深い深呼吸を終えると、彼女を求める声を感じます。
その声は実際の声ではなく、助けを求める心の声です。
ゆっくりしている暇はありません。
上着を羽織りさっそうと立ち去る彼女の姿は、とても心強く頼もしいものでした。
いつでもそばに
手をのばせば届くくらいのヒカリでいたい
わたしのために泣いてくれたあの笑顔みたいな
ため息ひとつで逃げてく 小さなしあわせ追いかけて ナミダ流してもいい
太陽が笑う日を 一緒に見ていたい
出典: Sunny作詞:松原さらり.安田レイ.玉井健二 作曲:南田健吾
主人公の理想の姿は、常に身近で寄り添えるパートナーです。
そんな風に考えられるのは、これまでに経験したことが大きく影響しています。
他人であるのに主人公の喜びを、まるで自身のことのように喜び涙まで流す貴重な経験です。
人々のあたたかさを感じながら、彼女は日々成長していきます。
素敵な仲間に支えられ、全ての仲間が幸せな日々を送れることを願うのです。
大丈夫
自分撮りのピース掲げて 矛盾だらけに今 向き合う
出典: Sunny作詞:松原さらり.安田レイ.玉井健二 作曲:南田健吾
たとえ理不尽なことをいわれても、どんなに辛くても、主人公の彼女は笑顔を絶やしません。
どんなことでも受け入れる覚悟があり、理不尽で辛いことにもそうなる背景があるからです。
苦痛に感じてしまう困難なことでも、その本質を見極める努力をし続けます。
そんな彼女の後ろ姿は、以前よりもやる気に満ちあふれ、とても頼もしく感じるのでした。
理想と現実に揺れ動く「Sunny」
皆さんも理想と現実のギャップに、悩んだ経験があるのではないでしょうか?
理想を掲げ続けていると、それを笑い馬鹿にする人もいます。
これは、年齢を重ねれば重ねるほど、その傾向があるようです。
しかし、理想を追い続けるのは、そんなにも滑稽なのでしょうか?
私は決して、そんな風には考えません。
いろいろな人がいる環境で、100%理想の世界を実現するのは難しいでしょう。
ですが、その理想に近づくために努力し続ける姿は、心をうたれ感動してしまうのです。
もし皆さんが理想と現実のギャップに悩んでいるのだとしたら、ぜひ諦めずに理想を追い求めてください。
その理想を追い続ける努力は、決して無駄なものではなく、成長させ貴重な仲間を得られます。
こんな若い頃から抱いていた感情を、安田レイの「Sunny」で思い出すことが出来ました。