待ちに待ったCDデビューです
2019年10月30日にデビューシングル「Here comes The SUN」にてアーティストデビューすることが発表された。「Here comes The SUN」は自身が声優を務めるテレビアニメ『厨病激発ボーイ』のエンディング曲でもある。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/仲村宗悟
タイトルには「太陽」という仲村宗悟さんに相応しいワードが使われました。
両手を上げて太陽が昇るその時を待っていた『Here comes The SUN』。
デビューの喜びと仲村宗悟さんの未来への歌を解説します。
デビュー曲だから「鮮」で始まります
瑞々しい季節の音と色
鮮やかなメロディー 季節の風を纏い 僕を呼んでいる
溢れ出すリズム 靴音も加速して
出典: Here comes The SUN/作詞:ChouCho 作曲:ChouCho
本来なら色や形に対して使う「鮮やか」がここでは流れる音に使っています。
「鮮」はフレッシュなデビュー曲に相応しい一文字だからでしょう。
仲村宗悟さんの鮮明な歌声が与える鮮烈な印象を感じることができますね。
デビュー曲が決まった時の喜びも歌詞になっています。
心地よい風に乗って聞こえたのは楽曲が僕を呼ぶ声。
待ちに待ったデビュー曲が手招きをしているようにも感じたのでしょう。
楽曲も仲村宗悟さんに歌ってもらうのを心待ちにしているはずです。
抑えきれない喜びを届けるようにテンポも速くなってきました。
「靴音」と表現したのはデビューを皆に知らせたくて駆け出した音でしょう。
静かな音ではない、力強い足取りが伝わりますね。
大地を蹴る音が心に響いて鼓動も速まります。
心も上を向いている
俯いてるだけじゃ掴めない何か 探しにいこう
どんな高い壁でも君と行くならきっと飛べるさ
出典: Here comes The SUN/作詞:ChouCho 作曲:ChouCho
前ではなく上を向いている姿が見える歌詞です。
下を向いたままでは進む道も見えません。
前を向いたら次に見るのは目指す未来。
例えすぐには手に取れない場所にあってもそこへ向かいます。
でも進もうとする道にあるのは「壁」。
これまでにあった叶わない夢や願い、望みを絶たれて閉ざした心を表しているのでしょう。
それでも一緒に「君」と壁を乗り越えます。
「君」と歌いますが誰か1人を指しているのではありません。
これまで応援してくれたファンや支えてくれたスタッフなど今も周りにいる人すべてが「君」です。
「君」と呼んだのはこの歌が1人1人に届くことを願っているからでしょう。
翼の形を決めるのは僕
念願のCDデビューを果たすことができた心の中を歌っています。
願いが叶った今この時が始まりの時です。
この後も飛び続けるために
Let’s get started!All right?
We still have a long long way to go
描いたその翼で keep flying and to story
明日を駆けるから
出典: Here comes The SUN/作詞:ChouCho 作曲:ChouCho