Live the life when un ready
Not enough? Well then take it
In the dark,in the light we
Dance along to the rhythm
Live the life when un ready
Not enough? Well then take
出典: NAME/作詞:AG 作曲:HIDE
MVのラストシーン、息を引き取ったはずの少女は目を覚まします。
一体少女の身に何が起こったのでしょう？
その理由は楽曲を通して聴くことでうっすらと浮かび上がってきます。
“生きよう、もういいかい？十分さ
もう手の中にあるから
暗闇と光の中で 僕らは
それぞれのリズムの中で踊ってる
生きよう、もういいかい？十分さ
もう手の中にあるから”
彼女は死の間際、自分自身の光と闇を見つめ直しました。
そのことで生きる希望を手に入れたと解釈することができるのではないでしょうか？
『NAME』の歌詞が意味することとは？
It's blue it's red it's green if they tell ya
It's square it's round, these shapes to fill in
It's true I know they'll call me whatever they want to.
My name is
出典: NAME/作詞:AG 作曲:HIDE
AGの綴る散文的な歌詞は一見難解な印象を与えます。
ここからは『NAME』の歌詞を和訳を踏まえ意味を解釈してゆきましょう。
“それは青く、赤く、緑だと、他の誰かがそう言う
それは四角く、丸く、その形に合わせようとしてる
でも本当のことは知ってる、例え誰が何と呼ぼうとも
僕の名前は”
誰もが親しんだことのある童話「裸の王様」。
支配者の抑圧により真実を口にすることができないディストピアようなお話です。
この話は本当にフィクションなのでしょうか？
同調圧力や忖度に支配された現代を生きる私たちにとってリアルな今を伝えるようなお話です。
NOISEMAKERは『NAME』という楽曲を通して本当の自分と向き合うことを聴き手に迫ります。
人生の岐路に差し掛かり人は何を想う？
I'm losing my mind life of intersection.
Faith in my eyes with imperfection.
Poker face played in a form flexing
All limitations
出典: NAME/作詞:AG 作曲:HIDE
“人生の交差点で自分を見失ってる
信じたものは見えていても 不完全は付き纏う
自分をごまかしては自分が曲がっていく
もう限界なのかな”
人は無意識に限りない選択肢を選びながら生きています。
いわば人生とは無限の交差点の連続なのです。
しかしふと立ち止まって考えてみましょう。
子どもの頃に夢見た人生と大人になった自分とのギャップを感じたとしたら...。
それは本当の自分の意思に嘘をつき続けた結果なのです。
楽な人生が心を空っぽにする
Flying too close to the sun to make it.
Trying too hard to be things I'm faking.
Emptied my soul for the life we made
Was my limitation
出典: NAME/作詞:AG 作曲:HIDE
“掴もうとして高く飛び 太陽に近づいては
強いふりをして 自分をごまかしてる
そうやって作り上げた人生が心を空っぽにしていく
もう限界だったのかな”
理想の未来が見えたとしましょう。
そこに至るまでには多くの試練という名の壁が待ち受けています。
自分の力を信じて試練を乗り越えるか？
それとも権力者にすり寄り壁を迂回し見なかったことにするか？
同じゴールにたどり着いたとしてもどちらの道を通るかによって全く違う光景が見えることでしょう。
空っぽの人生とは後者の道を選択してしまった者に待ち受けている結果です。
僕の名は
光と闇の相互関係
My name is
Bright, dark, dream, delusion, together
Weakness, strong, young, old, bad, forever
Tears, blood, pain, forgiveness, all I will take in
Cause my name is
Bright and dark
出典: NAME/作詞:AG 作曲:HIDE
“僕の名は
光、闇、夢、妄想、その全てだ
弱さ、強さ、若さ、老い、悪であり永遠そのものだ
涙、血、痛み、許しであり、その全てを手にしてる
何故なら僕の名は、僕の名は
光と闇”
『NAME』でAGが、そしてNOISEMAKERが表現したかったこと。
それは自身の弱さを受け入れることです。
この世のあらゆる概念には相反する価値観があります。
そのもっとも象徴的な事象とは光と闇の関係です。
人は輝かしい光に目を奪われます。
それは原始時代から連なる本能のようなものでしょう。
しかし光あるところには必ず闇があります。
本当の強さとは弱きものを守るものであり、痛みを知ることです。
