NOISEMAKERの魅力とは?
NOISEMAKER
札幌にて結成。
AG(Vo)、HIDE(Gt)、YU-KI(Ba)、UTA(Dr)からなる4人組オルタナティブロックバンド。
パンク、ロックに留まらず、HIP HOPやグランジ、オルタナなど様々なジャンルをクロスオーバーした自由度の高いサウンドに支持を集める。
出典: http://noise-maker.net/biography/
NOISEMAKERの魅力は幅広い音楽性と圧倒的なライブパフォーマンスです。
初期ニルヴァーナやレッド・ホット・チリペッパーズを彷彿とさせる音楽性。
90年代のオルタナティブ・ロック直系の重厚なサウンドが若い世代から熱烈な支持を受けています。
Vo.AGの魅力
またボーカルのAGの多彩な表現力にも注目してみましょう。
獰猛なシャウト、卓越したメロディセンスだけではありません。
英語から日本語まで自在に繰り出されるラップが違和感なく見事に調和しています。
NOISEMAKERの核となるこれらの要素は2009年のファーストアルバムで確立されています。
ファーストアルバム「The 6 matters of the 6」の代表曲「CONTACT」を聴いてみましょう。
北海道は日本のオルタナティブ・ロックの聖地でもあります。
2大パイオニアバンド「ブラッドサースティー・ブッチャーズ」と「怒髪天」を育んだ土地なのです。
またNOISEMAKERが活動を始めた2000年代初頭の北海道はヒップホップ第2世代の活動が活発な時期です。
「THA BLUE HERB」、「マイク・ジャック・プロダクション」が代表的です。
こういった土壌からNOISEMAKERは頭角を現して行ったのです。
オルタナティブ・ロックと『NOISEMAKER』
NOISEMAKERのサウンド面の魅力は90年代のオルタナティブ・ロック直系のサウンドにあります。
オルタナティブ・ロックとは直訳すると「もうひとつのロック」という意味を持ちます。
アメリカ各地で80年代後半から90年代初頭にかけて変革の狼煙が上がります。
既存のロックとは異なる「本物のロックサウンド」を標榜したバンドが次々と輩出されたのです。
ニルヴァーナに代表されるグランジ・ロックが最も有名です。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのようなミクスチャーサウンドも盛んになります。
バンドメンバーで実の兄弟でもあるボーカルのAGとギターのHIDEは当時10代の多感な時期に当たります。
これらのロックの新しい変革を目の当たりにしたことはNOISEMAKERのサウンドに絶大な影響を与えます。
ファーストシングルの「TITLE IS MYSELF」の時点でその兆候は顕著になっています。
重厚なリフがその特徴です。