back numberのTOP10を選ぶ難しさ

ほとんど順不同のランキング

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2019年3月27日には通算6枚目のアルバムMAGIC」を発表したback number

このアルバムはオリコンチャート1位を獲得しました。

今や押しも押されもせぬ人気と実力を兼ね備えたロック・バンドに成長した彼ら。

2019年までに産み落とされた楽曲の中から人気曲を10曲ほど選んでみました。

こうしたランキングを作る際にはどうしてもどこか無理が生じるものです。

たくさんの名曲をランキングから漏らすことにもなり残念な思いもします。

それでも自分なりにback numberへの熱い想いをランキングに反映させました。

また、ライブ人気の曲なども加味しています

TOP10で順位付けはしていますが各曲の差はわずかです。

ほとんど「順不同」といっても過言ではありません。

読んでいただいて「私ならこんなランキングにする!」とそれぞれのTOP10を作ってみてください

2019年もこの先もback numberを応援していきましょう。

back number(バックナンバー)公式サイト|圧倒的なクオリティの楽曲と卓越した表現力が各所で注目を集め続けているスリーピース・バンド

10位は「足掻く青春」の姿を描いた曲

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10位 「青い春」

back numberの7枚目のシングル「青い春」、2012年11月7日発売。

2012年の曲ですが現在でもライブで歌われる定番曲です。

いわゆる青春ソングのひとつなのかもしれません。

とはいえ清水依与吏が描いた「青い春」は青春を袋小路の中で鬱屈している姿として前提します。

ありがちな青春ソングなどの価値基準を真っ向から転倒させるのです。

青春のエネルギーが「青い春」では主に鬱屈した日々からの脱却を目指すために使われます

こうした価値転倒はロック・チューンのアチチュードとしてまったく正しいもの。

王道の青春ソングではないのに、こうした挑戦的な姿勢が広く支持され愛されています。

歌詞を見ていきましょう。

予言的な分析力に驚く

まぁいいやが増えたのは 大人になったからじゃなく
きっと空気の中に変なものを
俺らが考え過ぎんのを よしとしない誰かさん達が
混ぜて垂れ流しているんだろう

出典: 青い春/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏

為政者や権力者とマス・メディアに従事する人々はドキリとすることでしょう。

「空気を読む」ことばかりが優先される学園や職場、そして日本社会全般に問題提起をします。

政治家たちはマス・メディアを上手に掌握して政権に「忖度」した情報を垂れ流すように仕向けています。

難しい読書などを避けてインターネットの誰が運営しているかも分からないまとめサイトで情報を得る。

こうした傾向は「青い春」が発表された2012年よりも遥かに深刻な時代になりました

清水依与吏には時代の先を読む鋭い嗅覚があるのかもしれません。

最後には希望を

踊りながら
羽ばたく為のステージで 這いつくばっていても
踊らされてるのも 随分前から分かっていて
それでも それでも
また踊りながら 必死で生きているんだ 理想の未来なんて
用意されていない でもその中で願ってるのさ
光に包まれるその日々を

出典: 青い春/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏

時代が閉塞感に満ちていることを指摘しながらも最後には希望を指し示す歌詞です。

青春は暗いままで終わらないものだと諭すようなこのラインでリスナーは救われます。

青春期こそ悩みごとなどに心を奪われがちです。

しかし狭いコミュニティで足掻いている時期は長い人生のうちではわずかなもの。

いま悩んでいる人にもきっとひかりは訪れる

ダークな青春ソング「青い春」を清水依与吏は希望のサインで結びました。

9位は口語調で描く恋愛の情景

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9位 「花束」

back numberの2枚目のシングル「花束」、2011年6月22日発売。

口語調の歌詞が新鮮です。

男女ふたりが新しい交際をスタートさせるときの会話を清水依与吏はそのまま歌詞にしてみせました

一聴すると物憂げなボーカルではあるのですが歌われている中身は非常に前向き。

男女ともに真摯に相手のことを思いやる姿に心打たれます。

歌詞を見てきましょう。

清水依与吏が差し出す花の姿とは?

どう思う?これから2人でやっていけると思う?
んんどうかなぁでもとりあえずは
一緒にいたいと思ってるけど
そうだねだけどさ最後は私がフラれると思うな
んんどうかなぁでもとりあえずは
一緒にいてみようよ

浮気しても言わないでよね
知らなければ悲しくはならないでしょ
信用ないなぁ僕は僕なりに
真っ直ぐに君と向かい合いたいと思ってるよ

出典: 花束/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏

清水依与吏の歌詞は情報過多というくらい言葉がどんどん湧いて出る印象。

歌い出しから饒舌です。

この歌は「花束」というタイトルでありながら花や植物の話は一切出てきません。

「僕」が「私」を思いやる気持ち。

「僕」にとって「私」の存在そのものが贈り物のようであり、花束のように美しいのです

美しい名曲

もう少し順位が高くてもいいものですが、back numberには他にも名曲がいっぱいあるのでした。