0.1gの誤算【敵刺す、テキサス】MVを解釈！牛に扮した緑川裕宇が可愛すぎ！？自己中心的愛の結末は…

2016年にバンドを結成して以来、物凄い勢いで人気を集めている、0.1gの誤算。

派手なパフォーマンスや、観客一体になって踊れるダンスは、彼らのライブの魅力といえるでしょう。

今回は、そんな0.1gの誤算の楽曲「敵刺す、テキサス」について詳しく紹介します。

この楽曲はアルバム「平成誤算大全」の中に収録されている作品です。

2019年1月8日にリリースされたアルバムで、全部で13曲の作品が収録されています。

それにしても「敵刺す、テキサス」という曲名。

韻を踏んだ遊び心のある曲名になっていて、インパクト大ですよね！

曲調も、荒野のカウボーイを連想させるような情熱的な雰囲気が漂っています。

以下のMVで「敵刺す、テキサス」の曲をフルで視聴できるので、みなさん要チェックですよ！

「敵刺す、テキサス」の歌詞の内容にも注目してみましょう。

この楽曲のテーマは、自己中心的な愛。

相手のことを深く愛し過ぎた結果、相手を自分の思い通りに動かそうとする…。

そんな自己中心的な感情を持つ主人公を描いた作品になっています。

この歌詞の主人公は、完全に片思いの状態です。

そして「相手が自分のことを好きになってくれないと絶対に嫌！」と思っています。

相手が自分のものにならないのなら、いっそのこと心中してしまっても構わない。

そんな過激な思いを、心のうちに秘めているのです。

要するに、主人公はヤンデレさんなのでしょう。

恋に落ちた時に「相手を独り占めしたい」と思うことは、誰にでもあると思います。

しかし、その気持ちがあまりにも強くなりすぎると、相手も自分も苦しい思いをすることになるのです。

自己中心的な愛は、悲しい結末しか生み出さない…。

そんなことを教えてくれる歌詞だと、筆者は感じました。

先ほど紹介したMVを見て、色々と気になる箇所を見つけた方もいるのではないでしょうか。

「なんで、ボーカルの緑川裕宇は牛になってるの？」

「MVの物語を詳しく解説してほしい！」

そんな疑問が浮かんだ方は、きっと多いと思います。

ということで、ここからは「敵刺す、テキサス」のMVに焦点を当てて、詳しく解説していきますよ！

まずは、MVの舞台から詳しく見ていきましょう。

メンバー達の演奏シーンでは、西部劇に出てきそうな舞台が登場していますね。

撮影場所は不明ですが、曲名にも入っている「テキサス」を表現しているのだということが分かります。

テキサスといえば、未だにカウボーイやカウガールが活躍している地域。

テキサスのストックヤードでは、カウボーイたちが牛の行列を誘導している姿が見られます。

テキサスにとって、牛はとても馴染みの深い動物なのです。

だから、緑川裕宇はMVの中で牛に扮しているのだと思います。

それにしても、緑川裕宇の牛のコスプレはめちゃめちゃ可愛いですよね…！

MVの中で着ている王子様のような衣装も素敵ですが、牛のコスプレも最高に素敵です。

緑川裕宇のファンの方は、きっとMVを見てキュンときたのではないでしょうか。

楽曲ごとに、いつも様々な姿を見せてくれる0.1gの誤算。

それも彼らの魅力のひとつなのでしょうね。

このMVの中では"ストーカー女子"を主人公にした、自己中心的な愛の物語が描かれています。

緑川裕宇に恋をしたストーカーの女子学生。

緑川裕宇への愛がエスカレートして、彼女の行動はどんどんと大胆になっていきます。

しかし、そんな彼女のことを心配している存在がいました。

それが、もう一人の緑川裕宇(牛のコスプレをした緑川裕宇)です。

この3人はどのような運命を辿ることになるのか、順番に追いながら詳しく解説していきます。

MVの冒頭では、スマホ片手に緑川裕宇のことをストーキングする女子学生が登場します。

学生服を着ながら楽しそうに道を歩いているバンドメンバーの5人。

その5人に気づかれないように、女子学生は電柱などに隠れながら後をつけていきます。

きっと彼女は緑川裕宇の姿を盗撮したいから、わざわざ隠れているのでしょう。

そもそも親しい仲だったら、盗撮なんかしなくても普通に写真撮影をさせてもらえるはず。

それをしていないということは、そこまで親しくない仲なのだと解釈できます。

楽しそうな表情で、盗撮をし続ける女子学生。

大好きな彼の姿を写真に収めることができて、きっと嬉しいのでしょう。

盗撮に夢中になっているせいか、彼女は自分が他の存在につけられていることに気づいていません。

彼女の後をつけている存在。

それは牛のコスプレをした、もう一人の緑川裕宇でした。(※以下「牛コス緑川」と表記)