【JAM Project/Believe in my existence】バンドリの歌詞を意味解説☆の画像

癒えない痛み 未知への不安
僕は ここから動けない
光と影の境界線で
なくした夢を探すんだ
もう一度 自分を
あの場所へ 解き放て

出典: Believe in my existence/作詞:影山ヒロノブ 作曲:影山ヒロノブ、きただにひろし

過去に負ってしまった傷。

それは体の傷、心の傷に関わらず、どうしても考えを消極的にしてしまうものです。

それも治らないような傷。

克服するのが難しいトラウマを抱えている場合。

難易度はさらに上がってしまいます。

もし、そういったものが少ない人であっても新しいことへのチャレンジ

それは不安が付きまとうものです。

不安が強ければ強いほど身動きが取れなくなってしまいます。

チャレンジしなくては何も変わらないままです。

なんとなく日々を過ごしていては世界はどんどん色褪せていきます。

しかし、たとえどんな傷を抱えていてもここでチャレンジできる。

それが壁を乗り越えられるかどうかの境界線なのかもしれません。

光と影、善と悪、人間には二つの面があります

しかし、自分の悪い面を受け入れるのは難しいものです。

どちらも自分であることは事実です。

それを受け入れることは成長する過程において重要な意味を持ちます。

受け入れ、成長することができれば壁を乗り越えること。

さらには自分の目標とする場所へ行くこともグッと近くなります。

無駄なことなんてない

【JAM Project/Believe in my existence】バンドリの歌詞を意味解説☆の画像

明けない夜を数えながら
泣いた日々を
ずっと (zutto) わすれない

出典: Believe in my existence/作詞:影山ヒロノブ 作曲:影山ヒロノブ、きただにひろし

先が見えずに悩み続けた日々。

そこにもきっと何らかの意味があります

たとえ、そのせいでどれだけ辛く苦しい思いをしたとしてもそれを忘れてはいけません。

何故ならその時間も自分という人間を構成する大切な要素の一つ。

だから、その日々があったからこそ”今の自分”があるのです。

いつか辛くて苦しくて押し潰されそうになってしまった時。

きっと辛い経験が自分を支えてくれるはずです。

芯の強い人間は簡単には心折れず夢や目標に向かいます。

真っすぐに…。

また、辛い過去をなかったことにしたいと思う人。

それも少なくないと思いますが、それはいけません。

過去の否定は現在の自分を否定することに繋がります。

自分を否定してしまうのはとても悲しいことです。

否定せずに過去も含めて自分なのだと認めてあげましょう。

諦めない

【JAM Project/Believe in my existence】バンドリの歌詞を意味解説☆の画像

どんなに未来(あした)が遠くても
きっと僕らは (Stand up So) 負けない
今 この時代を導く
僕らはVanguard

出典: Believe in my existence/作詞:影山ヒロノブ 作曲:影山ヒロノブ、きただにひろし

夢に向かって進むなら目指す場所がどれだけ遠かったとしても諦めない

逆境にも負けない気持ちが大切です。

また、道の途中で倒れても立ち上がる。

どんな逆境にも負けないという想いを持ち続けることも必要です。

そしてアニメのタイトルでもある”Vanguard”。

直訳すると”先鋒”や”前衛”といった意味があります。

時代を引っ張っていく、先頭に立つといった意味が込められています。

また、深読みかもしれません。

誰かではなく自分がやる。

一番になってやる。

そういった気概を感じる部分もあります。

そして今の時代ではそういった精神こそ重要なのです。

Believe in my existenceのここが素敵!

【JAM Project/Believe in my existence】バンドリの歌詞を意味解説☆の画像

2番の歌詞もグッド

JAM Projectは”熱さ”や”カッコよさ”といったものが一番の魅力です。

しかし、熱さの中にあるシリアスさ。

切なさや辛いこと、苦しいことを乗り越える勇気の大切さを教えてくれます。

元々、アニメの主人公の苦悩やそれを乗り越えての成長をテーマに作られた曲。

しかし、同時に主人公とファンへのメッセージソングにもなっているのです。

曲の内容も相まってメッセージ性をより強いものにしています。

そのため、歌詞に込められた想いが視聴者に深く強く伝わります。

上記では紹介していませんが、2番以降の歌詞も魅力的です。

1番に比べて、より直接的に誰にでも苦悩や壁があること。

そして、それを乗り越え成長する様子を歌詞で表現しています。

弱い自分に打ち勝ったとき
新たな道は開かれる

出典: Believe in my existence/作詞:影山ヒロノブ 作曲:影山ヒロノブ、きただにひろし

可能性を開くには?

【JAM Project/Believe in my existence】バンドリの歌詞を意味解説☆の画像

全体を通してメッセージ性の強い曲です。

究極的に言ってしまうとこの曲で伝えたいこと。

それは、このワンフレーズに凝縮されています。

弱い自分。

それを乗り越えることはとても難しいことです。

しかし、弱い自分のままでは前に進むこともできません。

それも事実です。

進むためには弱い自分に打ち勝つこと。

それが必須条件です。

そしてそれをクリアした人にこそ”可能性”という名の新しい道が開かれるのです。

大変ですね。

バンドリでのBelieve in my existenceはどんな曲?