ギター・ベースの演奏を打ち込みで表現する、おすすめVST弦楽器7選！

現在販売されているDAWにはVSTプラグインを拡張してインストールする事ができるようになっています。


VSTにはバージョンがあり、現在は「VST3系」のシリーズが一般的となっています。


DAW側でVSTに対応しているバージョンが低いと、VSTをインストールする事ができくなくなってしまう事もあるため知っておきましょう。


例えば、Cakewalk SONARでVST2.0のみにしか対応していない場合、VST3.0のプラグインを組み込むことができないといった事があります。（詳しくはDAW付属のマニュアルを参照してください。）


また、VSTプラグインのインストール方法については下記記事で解説しています。こちらも併せて参照してみてください。

VSTには大きく分けて、主にプラグインとインストゥルメントがあります。


今回紹介しているVSTインストゥルメントは「楽器」という意味で、実態はソフトシンセサイザーやソフトサンプラーです。


つまり、この記事でのVSTインストゥルメントはベースやギターの音を出すことができるソフトシンセやサンプラーなのですが、打ち込みとは言え、非常にリアルなサウンドを発音することができるようになりました。


当然ながら複数組み合わせても活用することができるほか、またスペックが許す限り同時発音数を気にすることなく自由に活用することが可能となり、他にもVSTや技術進歩のお陰で音楽表現の自由度は飛躍的に高まっています。


このようなVSTインストゥルメントの中から、今回もフリーで活用することができる無料音源を豊富に紹介します。早速チェックしてみましょう！

クセのないクリアな音質が楽しめるVSTインストゥルメントが「DSK Guitars Nylon」です。


公式ホームページ上では、姉妹品の兄弟分として「Steel」も公開されています。


公式Youtubeページが公開されているので、早速デモサウンドを聞いてみましょう。

暖かい丸みのある「ポロンポロン」という音色が心地良いリラクゼーションサウンドにはぴったりです。


ジャズ、ボサノヴァ、フォークソング、クラシックなどとも相性が良く、様々なVSTインストゥルメントの中でもちょっとシブい音源ですが、クオリティーは高く海外レビューでの評価も高いソフトウェアとなっています。


動画のようなサウンドに仕上げるためには打ち込みを工夫する必要がありますが、ギタリスト不要でしっかりとしたナイロンギターサウンドが作成可能です！


公式ホームページでは当プラグインをはじめ、他にもシンセプラグインをダウンロードできるのでチェックしてみましょう！

簡単な演奏をモチーフとして作成しやすいリフパターンを組み合わせて演奏を作り上げる事ができるフリーVSTインストゥルメントが「Lethality」です。


この音源では右側にリフパターンのリストが用意されています。


リストの一覧から気に入ったリズムや音色を選ぶ事ができ、選択した音色を実際の制作で使う事ができるようになっています。


公式Youtube動画を参照してみましょう！

上記動画では次々にリフパターンを変えて、音色を変化させたり、演奏パターンを変えたりしているのがわかるかと思います。


もちろん自分好みの音色に変化させる事が可能で、ひずみを変化させてクリーントーンに変えたり、重くディストーションをかけてファズっぽいギターリフを作る事もできます。


他にも、右手のストロークダウン/アップを自由に切り替えるとか、ミュートさせて演奏を行うといった細かいギターのアーティキュレーション（演奏表現）を変化させる事にも対応しています。

感覚的に音色を作り上げる事ができる点においても、イメージを膨らませやすいインストゥルメントとも言えるでしょう。


現在公式サイトの開発は終了しているので、アーカイブサイトからダウンロードを行い活用しましょう。