後ろから這いより隊G(ニャル子×クー子×珠緒)【恋は渾沌の隷也】歌詞を独自解説！“SAN値”って何？

さて、前奏の間上記のフレーズが10数回ほど繰り返されます。

曲の随所で出てくるので、耳に残る方も多いかもしれません。

ところでこの「SAN値」とは何なのでしょうか？

SAN値の減少は、狂気に侵されていくことを意味します。

「ピンチ」と歌われていることから、すでにぎりぎりのようです。

クトゥルフ神話を題材にしたゲームは、実はけっこう話題になっていたりします。

もはやクトゥルフ神話を語る時に外せない内容でしょう。

神話の設定に忠実なだけではなく、不随するゲームの用語まで盛り込んでいる。

作品へのこだわりまでがうかがえます。

クトゥルフ神話の中で「深きものども」というと、異種族たちのことをさします。

地球人ではない存在たちのことです。

ニャル子さんが自分の愛する人(my Love)を守ろうとしていることが分かります。

「馬が蹴る」というような異名をとるキャラクターは一見していないようでした。

しかし、馬が後足で蹴り上げるのは、「生命の危機を感じた時」だと言われています。

背後まで目が届かないことが多いので、敵だったら命に関わるからでしょうか。

上の3行目の歌詞は、「知らない間に忍び寄ってくる宇宙人たち」を意味しているのでしょう。

曲が進むごとに、正気を保てなくなっていくようです。

理性的に考えることも難しくなっていくでしょう。

あるいは、自分は理性的だと思いこんでいるだけという状況になるかもしれません。

ニャル子さんは真尋の護衛で、真尋のことが大好き。

しかし、やはり宇宙人的な性を持っているのかもしれません。

「這いよる渾沌」の異名にふさわしい、じわじわと追い詰めていく感が出ています。

ニャル子さんが戦っている様子を感じさせる歌詞です。

「バイバイライフ」ということは、命に別れを告げていますね……。

真尋を狙う宇宙存在たちは、真尋を金儲けの手段に使おうなど画策しています。

そうやって人を利用することを「食い物にする」と表現することもあります。