NO-TEN P-KAN 空は晴れて
IPPAI OPPAI ボク元気
出典: WE GOTTA POWER/作詞:森雪之丞 作曲:石川恵樹
サビに入ります。
いきなりパンチのある歌詞ですね。
そのまま変換してみると、1行目は「脳天」「ピーカン」。
2行目は「いっぱい」「おっぱい」でしょうか。
「脳天」は頭のてっぺん。
「ピーカン」はあまり日常で使わないかもしれませんが「澄み切った青空」を表します。
つまり冒頭は、「頭は澄み切って(冴えて)いて、空も晴れている!」という状態ですね。
次の「いっぱい」「おっぱい」は正直、語呂や語感の良さから採用したフレーズでしょう。
自分が元気である状態が強められていると、とることもできますね。
これまでの歌詞を受けて
トラブルと遊べ ヤンチャ・ボーイ
We gotta power! ドラゴンボールZ
出典: WE GOTTA POWER/作詞:森雪之丞 作曲:石川恵樹
そしてこの流れなので、見逃しそうになるのですが、3行目こそがサビのキモ。
やはり困難なことをも楽しめ、というメッセージです。
歌詞からは少しからかうようなニュアンスが感じられます。
自分は今、頭も冴え、天気も良好。
元気がありあまっている状況を言っているのでしょう。
そしてタイトル・アニメ名のダブルパンチです。
タイトルは先述の通り「強くならないと!」だと意味が通じます。
しかし、ここではその影山さんの歌の熱量をそのまま感じるのが良いでしょう。
後のサビから考える
驚くのはいったい誰?
ビックリの かたまりを蹴り
未来へ ゴールさせろ
出典: WE GOTTA POWER/作詞:森雪之丞 作曲:石川恵樹
「びっくり」をカタカナにすると単純な驚きを感じさせます。
しかし、ここでは少し大きく解釈してみます。
周りが、そして自分さえも驚いてしまうようなこと。
それを蹴り転がして未来へ運んでいけ、と。
つまり、「周りも自分もできてしまうと驚くこと」。
それをやってしまえ、と言っているのです。
いえ、自分で「やるぞ!」と決意しているのかもしれません。
周りを笑顔にさせろ
ヘッチャラの花を咲かせて
みんなを笑わせちゃえ
出典: WE GOTTA POWER/作詞:森雪之丞 作曲:石川恵樹
そんなみんなが驚くようなことは、並大抵の努力では成し遂げられません。
周りはもちろん、自分が1番分かっているのです。
ただ、大丈夫、問題ないと少女は豪語します。
「笑顔の花を咲かせる」というような表現があります。
これと次のみんなを笑わせろ、というフレーズを合わせて考えましょう。
大丈夫、と言いながらビックリするようなことを笑顔でやってしまう。
そうすることで周りも驚き、笑顔になってしまうのです。
ライバルはイタズラ好き?
イタズラ好きな 君が
夢を競う ライバルになるのさ
出典: WE GOTTA POWER/作詞:森雪之丞 作曲:石川恵樹
イタズラは通常、悪いことです。
しかし、ここでは肯定的に捉えてみます。
「人に対して思ってもみないことをやる。」
そしてその様子を自分が楽しむ行為。
これまでの歌詞にも対応しているように感じませんか?
周りが驚くことを楽しんでいる「君」。
まさにイタズラ好き、です。
そんな君こそが、困難に立ち向かおうとしている自分のライバルだと。
相手を見据えている様子がうががえます。