「またね」の意味って?
朝が来ちゃう前に もう一回キスしよう
これで最後にしよう サヨナラを言おう
ふたりでいても 疑うたび苦しくなったり
自分が嫌いになる 前を向きたいよ
出典: またね/作詞:miwa 作曲:miwa
彼の浮気が原因で、別れを決意する女の子の切ない思いを歌っている楽曲です。
「朝が来ちゃう前に」と別れの期日を決めています。
前を向くために決意している女の子の覚悟が見受けられます。
「自分が嫌いになる」という表現が面白いです。
普通、彼のことが嫌いになるのはわかるのですが、歌詞では「自分が嫌いになる」のです。
こういう表現、miwaにしか出来ない世界観だなと思います。
自分の気持ちが醜くなっていくのを必死で止めようとしている女の子が伺えます。
貴方もこんな経験ありませんか。
"またね"なんて言わないで 期待なんかさせないで
本当は泣いてしまいたい 会えないなんてやだよ
すべて嘘だったの? 気づかずにいたかった
言えずにだけど ずっとずっとずっと
あなたが大好きでした
出典: またね/作詞:miwa 作曲:miwa
歌詞にもあるように、「またね」を拒否している女の子のつらい心境が伝わってきます。
そして、別れを決意した女の子の悲しい思いや愚痴が目に見えるように伝わってきます。
こんなかわいい娘を傷つける彼のずるい言葉「またね」。
では、そもそも「またね」はどういう時に使う言葉なのでしょうか。
「またね」ってどういう時に使う言葉?
「またね」は、「また会おうね。」と再会を約束して別れる際に使う言葉です。
よく、筆者も幼稚園の時に一日が終わる帰りの時、みんなや先生と一緒にこの言葉を連呼したものです。
普段使う何気ない言葉ですが、別れを意識した女の子にとっては使えない言葉です。
しかし、本当は返したくてしょうがない使いたくてしょうがない思いが伝わってきます。
「またね」から感じる深い意味とは?
この楽曲の主人公は、「またね」を拒否する女の子ですが、本当は言いたくてしょうがない。
そんな主人公の切ない心境が伝わってきます。
言いたくてたまらないけど、一番言ってはいけない言葉「またね」。
主人公の気持ちが「わかるー。」と共感してしまうのは、筆者だけでしょうか。
「またね」から伝えたいこととは?
「またね」を拒否するけど、彼のことが好きでたまらない女の子の切ない思いが伝わってきます。
本当に彼のことが好きなんだなと納得できます。
そして、ある意味「またね」って言う彼のずるさに対しての怒りも感じます。
だけど、そんな彼に対する怒りよりも愛する気持ちのほうが勝ってしまっているので、彼を追及することができないでいる。
そんな女の子の葛藤する思いも伝わってきます。
いったい彼女の思いはどこにぶつけたらいいのでしょうか。
「またね」を拒否する女の子って?
「またね」を拒否していますが、本当は欲しい。欲しくてたまらないんだという思いが伝わってきます。
だけど、自分や彼のためにも前を向くためにも別れようとする「またね」を拒否する女の子なのでしょう。
「またね」と言う彼に本当は、「またね」と返したい女の子の心境が本当に切ないです。
だけど、言えない。拒否するしかない。
そんな女の子の気持ち。共感できます。
「またね」から感じる女の子の本音とは?
本当に彼のことが好きだったんだなという女の子の本音。
「またね」って返したい女の子の本音がわかります。
本当は言いたくてたまらない。
だけど言ってはいけない。
だからこそmiwaはこの「またね」をタイトルに選んだのではないでしょうか。
彼のことを愛しすぎているから、追及できなくて身を引こうとする健気な女の子の気持ちが胸にきます。
歌っているmiwaとその女の子があまりにもはまり過ぎるので、miwaの実体験ではないかと思うくらいです。
「またね」を拒否しながらでも「またね」と心の中でささやいているそんな女の子の本音が伝わってきます。