miwaの楽曲「結 -ゆい-」NHKコンクールの課題曲に！歌詞/動画情報ページ♪

「結 -ゆい-」は2016年10月に発売されたmiwaの21枚目のシングルです。

「NHK全国学校音楽コンクール2016」では、中学生の部の課題曲になりました。

通称「Nコン」と呼ばれるこのコンクールは、全国の学校がNHKホールでの舞台を目指して競う「合唱の甲子園」と呼ばれる大きなものです。

これまでもアンジェラ・アキの「手紙」やいきものがかりの「YELL」など名曲が選ばれてきたこのコンクールの課題曲を、若手アーティストであるmiwaが書き下ろしました。

また、この曲は同じくNHKの「みんなのうた」でも放送されました。

助け合うこと、力を合わせることの大切さをを教えてくれる絆の歌となっています。

仲間と励ましあいながら前に進んでいく様をストレートに描く歌詞は、合唱コンクールという舞台にぴったりの内容です。

オーケストラをバックに壮大な演奏がくり広げられるMVにも注目してみましょう。

ピアノを弾き語る、普段とは違うmiwaのイメージが見られます。

晴れやかに歌う彼女の表情や伸びやかな歌い方は、周囲と一体感を持って迫力ある雰囲気を生み出しています。

壮大に盛り上がるメロディに、この曲が合唱に向けて作られたものだということが表れていますね。

声を張ってせいいっぱい歌いたくなるような曲です。

悩みを抱えてうつむく様は、等身大の思春期の姿そのものです。大人と子どもの狭間にいるこの年代。

その心の中にはたくさんの苦悩や葛藤があります。

人生を見つめ始めて、自分の将来に悩んだりそのことで周りの大人と対立することもあります。

楽しい青春時代である一方、人生の大きな節目となる試練の時期であるとも言えるでしょう。

そんな独特の年代に抱える等身大の気持ちが表れている歌い出しです。

後ろ向きになってしまったり、うつむいてしまうことは誰にでもあります。

それでも前を向いて歩かなければどこにもいけないままです。

まさに「夢は描いた人しかかなえられない」という言葉どおりです。

サビでは「結ばれている」という言い方が出てきます。この言葉が、曲のタイトルでもある「結 -ゆい-」の意味を表していますね。

「力に気づいて」「あきらめないで」と、うつむいてしまった「あなた」を励まそうとする言葉が並んでいます。

そこには「あなたはひとりじゃない」というメッセージが込められています。

自分を信じるのは簡単ではありません。特に気持ちがゆれ動くこの年代には、自己嫌悪に陥りがちな時期もあります。

それでも「信じること」は前に進むための一番の原動力です。

そんな「あなた」の自信を呼び起こすために、「あなた」と「僕」を結ぶ強い絆が歌われています。

悩みが付きものの思春期には、つい逃げてしまうこともあります。それが後悔を呼んで、さらに苦しくなってしまったりもします。

そんな苦しみや心細さを乗り越える力をくれるのが、仲間との絆です。

人間誰しもひとりでできることには限界があります。だからこそ、仲間と一緒に進むことが大切です。

この曲では、そんなメッセージが歌詞となって歌われています。

仲間と一緒に歌い上げる合唱という舞台にぴったりの歌詞ですね。