君は違う夢を持っているのかもしれない

疑ってしまっている自分がいる

君を疑うのが嫌だった
次第に疑わないのが嫌になって
喉が渇いたけれどなるべく人に会いたくないから
ひと気のない自販機でコーラを買いました
例えば三木道三が歌う歌をリスペクトし合える嬉しさを
なんの得もないように見えるやりとりを
そう 何かの言葉にしてつまんなくしないでよ ねえ

出典: ござる/作詞:菅原達也 作曲:菅原達也

僕の夢と君の夢は違うかもしれないから、君を疑ってしまった。

君のことはとても信用していたのにと、

考えると急に周りの人も信用できなくなったからひと気ないところを通った。

という悲しい感情がここには入れられているのかなと考えています。

また、なんだか離れていく君を思い出して、昔はこんな話も分かり合えたのに、今は話しをしてもつまらない。

悲しい感情と共にむなしい感情もここに込められているのではないでしょうか。

周りより先に成長している

他の人より成長していると君を助けられる

世界がハイハイした時
僕はもうよちよち歩いていたんだよ
君を迎えにいくために
世界が最先端な方法をとったら2人乗りで逃げよう
しっかり掴まってて 
世界がとうとう半額になっても
見てみぬふりしよう
それきっと絶対罠だよ 
世界が絆とか言い出したら2人乗りで逃げよう
しっかり捕まってて

出典: ござる/作詞:菅原達也 作曲:菅原達也

周りはまだハイハイして成長していないのに、僕は先に成長して歩いていた。

だからもし、君が困っても僕が助けに行くよ、

どんなに厳しい世界でも必ず助けに行くからという強い感情が伝わってきます。

とにかく口先だけな主人公が君を助けたいんだ!という気持ちを書いているのではないでしょうか。

僕は君と分かち合いたい

どんなことでも君と分かち合いたいんだ

足元の影がなんだかはっきりしなくて
それを太陽のせいにしたり
雲のせいにした
突っ立っているだけで口先だけ達者な僕は
君と分かち合いたいだけでござる

出典: ござる/作詞:菅原達也 作曲:菅原達也

この歌詞は先ほど始めに出てきたところと同じ意味合いではないでしょうか。

しかし、先ほどと違うところは、口先だけの主人公が少しだけ成長したように想像できるということです。

今までは君のことを疑っていたけど、少し大人になって考えてみると君のことを理解したいという気持ちが芽生えているように思えます。

現実とは違う気持ちになれる

君と一緒にいると現実を忘れられる

なるべく騒がしい道を通る
現実でも道草でも
未来が嫉妬するくらい
過去がキラキラして眩しい
ふざけてたら擦り剥いてた
中2くらいに戻ってた
恥ずかしいどころか
涙が出るほど楽しかった

出典: ござる/作詞:菅原達也 作曲:菅原達也

現実は地味だけど、君に合うとキラキラした瞬間を過ごせて楽しかった。

この歌詞には「中2」というキーワードが入っています。

あなたも経験したことがないでしょうか?中2の時は本当に何も考えずに無邪気にただただ楽しむという気持ち。

そんな無邪気な気持ちをもう一度あの時みたいに楽しみたいという主人公の素直な感情をぶつけているように感じます。