順位じゃない、本人次第
自分を出していけばいい
世界がハイハイした時
僕はもうよちよち歩いていたんだよ
君を迎えにいくために
世界が最先端な方法をとったら2人乗りで逃げよう
しっかり掴まってて
世界が優先順位をつけたら
列から外れよう
なんの意味もないよ
世界が世界じゃなくなったら壊そう
無理かな 壊そう
しっかり掴まってて
出典: ござる/作詞:菅原達也 作曲:菅原達也
この歌詞の前半は先ほど解説した歌詞と同じで、後半は少し変わっています。
順位の中で動くのではなく、順位から外れて自由に生きようという考えではないでしょうか。
学校や会社など、順位が重要な現実社会ですが、そんな順位などに捕らわれず、自由に生きてみよう。
順位に縛られるからよくないんだ!という気持ちが伝わってきます。
また、いつか世界が自分の思うようにいかない、自分の世界じゃなくなったら、
自分の世界を作り出すために壊しちゃえ!という気持ちが込められているのではないでしょうか。
もちろん、1人でではなく一緒に世界を壊していこうという意味もあるでしょう。
素直な感情をぶつけている
ただ、歌っていたいだけ
足元の影がなんだかはっきりしなくて
それを太陽のせいにしたり
雲のせいにした
突っ立っているだけで口先だけ達者な僕は素敵な歌を唄いたいだけでござる
出典: ござる/作詞:菅原達也 作曲:菅原達也
将来・未来はどうなるかわからないけど、主人公は素直に「歌を唄いたいんだ!」という気持ち、
感情をぶつけているのではないでしょうか。
「ござる」は熱い友情の感情をぶつけた作品
ここまで、歌詞の解説をしてきましたが、何度も歌詞を読んでいると、自分の過去の友情関係などを思い出しました。
この歌詞を読んで共感する方もいるのではないでしょうか?
同じ高校などに通っていた友達と同じ夢を追いかけていたのに、いつしか友達は違う夢を追いかけていた。
すれ違っていく気持ちが悲しいけど、大切な友達だからどんなことでも応援するという感情。
悲しいけど、いつまでも友達だという気持ちがここには入っているのかなと考えています。
なので、今そういった状況であるという方にはすぐに理解できる曲になっているでしょう。
め組のござるMVにはお笑い芸人【和牛】が出演している!
め組のござるのMVを見てもらえばわかる通り、M-1の決勝に出場していたお笑い芸人「和牛」が出演しています。
しかし、なぜ、め組はござるのMVに「和牛」が出演することになったのでしょうか。
実はこのMV出演にあたり和牛の2人はインタビューを受けており、め組について熱く語っていました。
まず、和牛の水田さんは「め組さんのメロディや歌詞・声が
とても素敵でいくつの時にめ組さんの曲を聞いても絶対に好きになってた」と絶賛しています。
また、相方の川西さんは、「め組のボーカル担当菅原さんのスッと入りやすい声がとても好き」と言っていました。
実は和牛の水田さんは音楽鑑賞が趣味で、単独ライブで流す曲は全て水田さんが決めているようです。
単独ライブで流した曲が「め組」の曲だったこともあり、
それを知っため組のボーカル菅原達也さんは是非、MVに出演してほしいと依頼したのがきっかけ。
水田さんは自分の好きなバンドのMVに出演できてとても嬉しかったでしょう。
2人のMVの演技も自然で、見入ってしまいます。
水田さんが悲しむシーン、川西さんが悩むシーン。
どれもしっかりと感情が入っている感じでこの「ござる」の歌詞と合っています。
MVを見ていないという方は是非、見てみてくださいね。
まとめ
め組の「ござる」という曲は熱い友情、友達への熱い気持ちを述べている歌詞です。
いつまでも同じ気持ちだと思っていたのに、実は違う気持ちだった、
悲しいけどお互い違う道でキラキラしていこう!という感情が伝わってきますね。
め組は2018年にメンバーが2人脱退しています。
もしかすると、この2人に宛てた気持ちだったのかもしれません。
「ござる」で友情を思い出した後は、もっとあの頃の青春を思い出すために、
友情ソングをまとめた記事もあるので、ぜひあなたにあった新しい友情ソングを見つけてみてください!