崎山蒼志【嘘じゃない】歌詞の意味を解説します!
楽曲紹介
2021年9月8日に崎山蒼志の新曲、「嘘じゃない」をリリースしました。
TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第5期第2クールのエンディングテーマとして起用されています。
作詞作曲はもちろん崎山蒼志が行い、歌詞の内容の深さが心を打ちます。
「僕のヒーローアカデミア」とは、堀越耕平の作品で、「週間少年ジャンプ」にて連載されているものです。
人を救うことを題材にしている本作品は、「嘘じゃない」の楽曲と非常にリンクします。
大事な彼女を厳しい世界から救う様子はまさに漫画と共鳴するところです。
静寂の中にも強い意志と、炎が燃えているような楽曲です。
MV紹介
![](https://img.youtube.com/vi/jn-EWfrV-PM/0.jpg)
森の中で歌う崎山蒼志がいます。
彼1人ではなく、珍しい衣装をまとった女性がダンスをしています。
笑顔を見せるわけでもなく、自分が今いる場所を確かめているように真剣です。
デビュー当初から変わらぬグリーンのギターが良く映えています。
中盤から白い紙切れが散らばります。
これは何を表現しているのでしょうか。
光を受けて白い紙が舞い散り、それを崎山蒼志がつかみ取ります。
女性は動物のような見た目をしており、角が生えています。
そして終盤では普通の女性に戻っているのです。
幻想と現実世界との共存なのでしょうか。
最後に叫ぶように歌う彼の映像の後、学生服を着た女性が立っているシーンで終わります。
緑が鮮やかであり、色調のコントラストが美しい作品になっています。
ぜひMVもみてみてください。
きっとより深く作品の世界観を感じられることでしょう。
楽曲テーマ
崎山蒼志の世界観
彼の楽曲は情緒的で、詩的な作品が多いです。
簡単一言で表現できるような内容ではなく、奥深く濃い内容が多いのです。
本楽曲も、自分が見ないように蓋をしてきたものに向き合う場面が出てきます。
彼女と出会うことで、自分の心境の変化があったのは間違いありません。
いつも真っ直ぐで、聴く者の心を掴んでは離さない独特の世界観が広がっているのです。
儚くも、自分の意志は強く世間の意見に臆することなく自己表現していきます。
そんな強いメッセージを本楽曲でも受けとることができます。
伝えたい想い
本楽曲で伝えたい想いとは一体何でしょうか。
自分の気持ちに蓋をしていたことなのか、それとも彼女との出会いで変わったことなのか。
楽曲名にもなっている、「嘘じゃない」という言葉が何度も出てきます。
この言葉にのせているメッセージとは、みてほしいという気持ちなのかもしれません。
嘘じゃないから、皆ちゃんと向き合ってほしいのだという強い想いを感じます。
彼女に出会うことで、今後の未来は今までとは違うと伝えています。
自分自身にも強い意志があり、大変な世界に生きる彼女を必ず救い出すと決意しているのです。
彼の強い気持ちを汲み取れたでしょうか。
歌詞の内容に迫る!
君との出会い
息をして触れてきた優しさが
いつの日か 蓄えた優しさになる
一人を超えて 君と繋がれたなら
瞬きの間に 二度とない千を見るよ
出典: 嘘じゃない/作詞:崎山蒼志 作曲:崎山蒼志
優しさにも種類があるのです。
自分が大事に気持ちを込めて育てるものと、いつの間にか培っているものなど色々です。
そんな多くの経験をして、優しさを蓄えてきた自分にも出会いが訪れました。
ずっと1人でしたが、君と出会えたことで、優しさはまた変化していきます。
千を見るとは何を指しているのでしょうか。
出会った彼女との多くの景色や経験でしょうか。
誰かが伝う 意味のない と
捨てられた 悲しみに
堪えられた炎を見ろよ
嘘じゃないよ
嘘じゃない
出典: 嘘じゃない/作詞:崎山蒼志 作曲:崎山蒼志