映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の挿入歌としても話題に！
大切な相手への熱い思いを歌った1曲
2015年に公開されたロマンス映画、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」。
お互いに熱烈に惹かれていく男女の物語を、情熱的に描いたとして人気の高い作品です。
今回ご紹介するのは、そんな「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」より。
物語をより盛り上げる挿入歌として話題となった、Ellie Goulding【Love Me Like You Do】です。
MVはこちら♪
歌詞の解説の前に、ぜひMVとあわせて楽曲を一度お聴きください。
映画本編の雰囲気にも非常にマッチした、男女2人のロマンチックな物語を思わせるこのMV。
よく見ると、映像の中にも映画のシーンがあちこちに散りばめられていますね。
互いを深く愛する2人の艶めいた雰囲気が、とてもよく伝わってくるこの映像。
映画をご存知の方もそうでない方も、どちらも楽しめるMVとなっているのではないかと思います。
それでは、ここからはそんな楽曲の歌詞について、早速内容をご紹介していきましょう。
なお、重複する歌詞については一部省略してお届けしていきます。
早速歌詞を見ていこう
失いそうになって初めて気付く大切さ
You're the light, you're the night
You're the colour of my blood
You're the cure, you're the pain
You're the only thing I wanna touch
Never knew that it could mean so much, so much
出典: Love Me Like You Do/作詞:Max Martin,Savan Kotecha,llya Salmanzadeh,Ali Payami,Tove Nilsson 作曲:Max Martin,Savan Kotecha,llya Salmanzadeh,Ali Payami,Tove Nilsson
冒頭の歌詞を翻訳していくと、以下のような内容になりますね。
あなたは光でもあり夜でもある
あなたは私の血の色をしている
あなたは私の癒しでもあり、痛みでもある
私が触れたいのはあなただけなの
あなたがこんなに大切だなんて、私は今まで知らなかった
出典: Love Me Like You Do/作詞:Max Martin,Savan Kotecha,llya Salmanzadeh,Ali Payami,Tove Nilsson 作曲:Max Martin,Savan Kotecha,llya Salmanzadeh,Ali Payami,Tove Nilsson
私にとっては、あなたが自分の全てだった。
あなたの全てが、私自身を形成する重要な要素だった。
この歌の内容は、やっとそれに気付いた彼女が彼に対して、それをストレートに告げています。
出会った頃や一緒に居始めたばかりの頃には、そんな彼の大切さに彼女は気付けていなかったのでしょう。
もしかしたら彼を失いそうになったり、彼と離れてしまったり。
彼の大事さに気付くきっかけとなった大きな出来事が、2人の間にはあったのかもしれません。
もう二度とあなたを失いたくない。あなたのそばにいて、あなたにずっと触れていたい。
多くの事は望みません。彼女の願いは、とても単純でささやかなものなのです。
彼もまた、彼女を失いたくない
You're the fear, I don't care
Cause I've never been so high
Follow me through the dark
Let me take you past the satellites
You can see the world you brought to life, to life
出典: Love Me Like You Do/作詞:Max Martin,Savan Kotecha,llya Salmanzadeh,Ali Payami,Tove Nilsson 作曲:Max Martin,Savan Kotecha,llya Salmanzadeh,Ali Payami,Tove Nilsson
続いての歌詞を翻訳すると、以下のようなニュアンスになります。
あなたは恐れ、けれどかまわない
こんなに高まった思いは初めて
暗闇の中でも、私の言う通りにしていれば大丈夫よ
衛星が描いていた軌跡を見せてあげる
あなたが戻ってきた世界を私は見ることができるの
出典: Love Me Like You Do/作詞:Max Martin,Savan Kotecha,llya Salmanzadeh,Ali Payami,Tove Nilsson 作曲:Max Martin,Savan Kotecha,llya Salmanzadeh,Ali Payami,Tove Nilsson
彼を自分の全てだと思うぐらい、熱烈に愛している事を告げる彼女。
けれど、それはどうやら彼の方も同じだったのかもしれません。
彼もまた、彼女を深く深く愛しているのでしょう。彼女がいなくなる事を、酷く恐れるほどに。
けれどこのまま2人でいる事は、どうやら正しい事ではない様子です。
それでも彼女は、そんな彼にこう呼びかけます。
大丈夫、私はあなたから離れて行ったりしないから。
彼女を失う事を恐れる彼を、安心させようと呼びかけているようです。
雨が降ろうと槍が降ろうと、出口の見えない真っ暗なトンネルの中にいるとしても。
2人は互いのことを支え合いながら、きっと共に歩んでいくのです。
以前のように、もう彼を、彼女を失いそうになりたくない。
お互いの存在の大事さに気付いた2人。
彼らには互いが存在する世界の見え方が、昔とは全く違って見えるようになったのではないでしょうか。
