【バブルガム・ブラザーズ/WON'T BE LONG】歌詞にはどんな意味がある？和訳付きでチェック！

人間関係や生き様を描いているような歌詞です。

頭が悪いなら人から学べ。

相手に取り入るならば嘘をつく必要もある。

綺麗ごとに纏（まと）めず、人間の雑味が滲み出る歌詞にソウルを感じます。

「WON'T BE LONG」には「長くないだろう、もうすぐだ」という意味があります。

何がもうすぐなのかは直後に歌われています。

「届く」という表現から様々な想像が出来ます。

「おまえのため」と歌っていることから、誰かのために目指していることも分かりますね。

人から知恵を盗み、嘘をついてまでたどり着きたいものは何なのか。

続きを見ていきましょう。

知らぬ間に覚えたタバコに、スレたイメージと苛立ちを感じ取ることができます。

もうすぐ届くはずだったものになかなか届かず、時が過ぎてしまったこと。

そしてストレスと不安が渦巻いているように感じます。

ここで「もう忘れはしない」という言葉が出てきます。

この言葉の解釈がとても難しいと感じました。

筆者が思うに、なかなか届かない内に「目的」を忘れてしまったのではないでしょうか。

そうして先述のようにスレていき、忘れてしまった何かに苛立つ毎日。

隣には恋人もいたのかもしれません。

しかしそれは先に歌っていた「おまえ」ではないのでしょう。

そのうち何かをきっかけに「目的」を思い出します。

もう忘れないという意思と共に、また「目的」を追いかけ始めます。

たとえ今の恋人との別れがあったとしても・・・。

筆者はそのように解釈しました。

この部分については様々な解釈が出来そうで面白いですね。

だんだんと”目的”に近づいてきていることが分かる歌詞です。

恥というのはここまで歌ってきたことを指しているのでしょう。

知恵を盗む、嘘をつくといった行動。

一度「目的」を忘れ、スレてしまったこと。

ただただ「目的」にたどり着くため、そんな経験を乗り越えてきました。

今まで歌詞に出てきた「おまえ」ですが、この段階ではそばにいるようです。

一度心が離れそうになりましたが、無事に修復できたようですね。

「おまえ」がいる日々がとても充実してることは、「SUN SHINE DAY」からも分かりますね。

たとえ心が壊れても、もう2度と失くしはしない。

最後の1文から確固たる決意が感じられます。

もうすぐそこまで”目的”が迫っています。

「笑えるのは」という歌詞には、ここまでの「うだつの上がらない人生からの脱出」が読み取れます。

暗闇の先からかすかな光が覗き、あそこに辿り着けばゴールである。

そんなイメージが頭に浮かぶような表現です。

「目的」というのが何なのか、聴いている人によって様々な想像が出来るでしょう。

皆さんの持つ”目的”を曲に投影して聴くことができ、とても親和性の高い歌詞ですね。