The Chainsmokersのヒット曲「Closer」に迫る

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今回紹介するのはアメリカのDJユニットThe Chainsmokers名曲「Closer」。

2016年7月29日に配信限定でリリースされたこの曲は、彼らにとって初の全米1位を獲得しています。

同年のサマーソニックにも出演し、日本での知名度もこの年に大きく広がったのではないでしょうか。

彼らにとってさらなる飛躍のきっかけになったと言えるこの1曲。

順を追って紐解いていきましょう!

日本では、2016年のサマーソニックに出演した。 同年7月にリリースしたCloser(英語版)が全米1位を記録。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ザ・チェインスモーカーズ

「Closer」が意味するのは

「Closer」は和訳すると「そばに来て」という意味になります。

このタイトルからも、恋愛に関係する曲だということはわかりますね。

でもこの曲の「そばに来て」は決して微笑ましい内容ではありません。

これは別れてしまった恋人への言葉なんです。

もう戻れないとわかっていて、思わず溢れてしまった「そばに来て」という言葉。

失恋を経験した人には、痛いほどわかる気持ちではないでしょうか。

EP「College」にも収録

「Closer」は2016年11月4日にリリースされたEP「Collage」にも収録されています。

「Closer」のヒットも相まってでしょうか、このEPもプラチナ認定などの偉業を残しました。

5曲入りとライトな内容は入門者にももってこいではないでしょうか。

気になった方はチェックしてみてくださいね!

COLLAGE EP
The Chainsmokers
COLUM
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売上げランキング: 1113

「Closer」はこんな曲

柔らかなシンセの音色と指を鳴らす音を使ったリズムパート。

わざとライトに仕上げられたサウンド楽曲の浮遊感を醸し出します。

曲の後半では、心臓の鼓動のようなビートをバックにヴォーカル2人の声が交錯。

抑えられない気持ちを表したような描写が切なく胸に突き刺さります。

男性と女性

「Closer」の歌詞1番と2番で男性目線、女性目線に分かれています。

そして歌詞によってヴォーカリストも変わるのが特徴。

よりリアルな描写が感じられるようになっているんですよ!

男性目線のパートを歌うのはAndrew Taggart。

少ししゃがれた歌声で、甘く歌い上げています。

曲はバーで飲んでいる場面から始まるんですが、声がしゃがれているのも「酒やけ」みたいでリアルです。

女性パートを担当しているHalseyについては後程詳しく触れていきますね!

客演で参加してるHalseyって?

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「Closer」でゲストヴォーカルとして参加した新人歌手Halsey。

歌唱力は折り紙付きの彼女。

でも彼女の一番の魅力は、歌の上手さというよりは表現力ではないでしょうか。

曲中で際立つのは、その「息遣い」です。

是非じっくりと聴いていただきたいのですが、伝わってくる切なさに息を飲みますよ!

ただ正直なだけ

Halseyは、自分は「特別なんかじゃなく、ただ正直なだけ」と語っています。

包み隠さずにさらけ出すその姿に、心を打たれる人がたくさん居るのでしょう。

彼女の表現力は作られたものではないのかもしれませんね。

本当に悲しい気持ちで歌っているから、切なさも伝わるのではないでしょうか。

客演ながら作詞作曲にも参加しているあたりも「湧き出るものを抑えられない」姿が思い浮かびます。

「Closer」を全米1位に導いたのは、彼女の力も大きいでしょうね。

親日家な一面も