JAM解散から17年

【Over Drive/JUDY AND MARY】夏を感じる歌詞に注目!PV&コードもチェック☆の画像

JUDY AND MARY略してジュディマリまたはJAM。解散は2001年。もうそんなに経ちますか。

でもジュディマリのサウンドが古びて聴こえないのは、彼らの全盛期とぼくの思春期が重なっていたせいだけではないでしょう。

ボーカルのYUKIが、解散後もソロシンガーとして存在感を示し続けてきたことも大きいですが、それだけでもないでしょう。

いい曲いっぱい!

今回この記事を書くにあたって、ジュディマリの楽曲をザッと聴き直してみたんですね。

そして今さらながら気づいたんです。とにかく曲がいい!ポップな親しみやすさとゴリゴリのロックサウンドが同居してる!

10年どころか20年以上前の流行音楽でありながら、ちっとも懐メロっぽくないんです。完成度が高いからでしょうね。

彼らが追及した大衆性と音楽性は、これからを担う若手ミュージシャンにも、ぜひお手本にしてほしい!あらためてそう思いました。

バンド結成はひょんなことから

メンバー構成のおさらい

ジュディマリのメンバー紹介をしておきましょうか。紅一点の4人組バンド

YUKI(ユキ、1972年2月17日 -、北海道出身、函館大谷短期大学卒業)ボーカル。
TAKUYA(タクヤ、1971年9月9日 -、京都府出身、京都府立北嵯峨高等学校自主退学)ギター。
恩田快人(おんだ よしひと、1963年12月13日 -、兵庫県出身、神戸学院大学経済学部中退)ベース、リーダー。
五十嵐公太(いがらし こうた、1963年1月17日 -、神奈川県出身、武蔵大学社会学部卒業)ドラムス。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/JUDY_AND_MARY

そうでしたねー。関西人が2人いるのは、歌番組のトークでわかってはいました。しかしまさかTAKUYAが京都出身だとは。それも北嵯峨高校ですよ!

北嵯峨といえば一昔前まで高校野球の強豪でした。ぼくが住む京都では「北嵯峨か平安か」っていうぐらい強かったんです。

ましてや北嵯峨は公立校ですから。偏差値だって低くないです。おつむが良くなきゃ入れません!TAKUYAは秀才なのかなあ。

深作映画が取り持った縁

おっと脱線脱線。とにもかくにも、生まれも育ちもバラバラの4人が意気投合し、バンドを結成することになるのです。

ギターのTAKUYAボーカルのYUKI映画の撮影で知り合いました。ちょっと珍しいパターンですよ。

1991年6月、映画「いつかギラギラする日」の撮影のために函館市を訪れていた恩田快人と出会ったことがきっかけで、翌1992年2月にJUDY AND MARYを結成した。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/YUKI_(歌手)

「いつかギラギラする日」は深作欣二の映画です。深作欣二は「仁義なき戦い」や「バトル・ロワイヤル」の監督です。

その大監督のアクション巨編。といってもイカれたカルトムービーのにおいがプンプンしますが(笑)、その現場で2人は知り合うわけです。

TAKUYAは当時所属していたバンドメンバーとして、YUKIはエキストラの一員として映画に出演しました。

映画好きのぼくからしたらそうでなくても観たいのに、そうと知ったらなおさら観たくなるじゃないですか!

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どいつがJUDYでどいつがMARYやねん!

ジュディマリがブレイクしたころ、漫才師がネタにしていたような記憶があります。

JUDYって誰?MARYって誰?そもそもあんたら4人でしょ?2人ちゃうでしょ?

答えはこうです。

“Judy And Mary”というバンド名は快活でポジティヴな女のコ“ジュディ”とすこしひねくれ者のネガティヴな女のコ“マリー”という女の子の二面性を表しており、それがそのままYUKI自身に当てはまる

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/JUDY_AND_MARY

なーるほどそういうことですか。なら納得です。

こちらは解散後に発売されたベストアルバムのジャケット。左側の女の子が快活なJUDYで、右側の女の子がひねくれ者のMARYですよね?

ぼくはそう理解したんだけど違うかな?

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