Tシャツ一枚じゃ
まだまだ寒いけど 外に飛び出そうか
出典: 初恋ドア/作詞:秋元康 作曲:Akira Sunset・野口大志
冬は寒くて外に出ることも億劫になりがちです。
しかし、気候が変わって春になると「積極的に外へ出てみようかな」という気分になります。
この主人公もきっと、春先の暖かい気候のおかげで出かけたい気分になっているのでしょう。
「Tシャツ一枚じゃまだまだ寒い」といっているので、3~4月頃の物語だと推測できます。
「マドンナ」とすれ違った主人公
駅へと続く並木道 今日は違う景色だ
すれ違う木漏れ日のマドンナ
出典: 初恋ドア/作詞:秋元康 作曲:Akira Sunset・野口大志
駅へと向かう主人公。
「違う景色」だと感じるのは、きっと主人公の気分が高揚しているからなのだと思います。
その道中で、以前から頻繫にすれ違っている女性と出会いました。
いつもすれ違うということは、恐らく決まった時間帯に出会っている相手です。
そう考えると、通勤や通学の時間に見かける女性なのかもしれません。
「マドンナ」といっているので、主人公はこの女性に"憧れ"のような気持ちを抱いているのでしょう。
主人公の行動から学べることとは?
(※)君を知っているよ ずっと前から
偶然 見かける度 気になってた
通り過ぎてた恋のきっかけ
ちゃんと勇気出して声を掛けたい
少しだけお話ししませんか?
心をノックしよう
初恋ドア
出典: 初恋ドア/作詞:秋元康 作曲:Akira Sunset・野口大志
ずっと前から女性のことを気にかけていた主人公。
今まではそんなに強く意識していませんでしたが、今の主人公は積極的な気分になっています。
なので、思い切ってアクションを起こす気になったのでしょう。
このまま通り過ぎるだけの関係を続けていたら、いつまで経っても恋は始まらないですからね。
さっそく女性に声をかける主人公。
しかし「心をノック」といっているので、最初は遠慮気味に女性に話しかけたことが分かります。
どんなに熱い気持ちを持っていたとしても、
初めから強くアタックすると相手は引いてしまう可能性があります。
だからあくまでも初めのうちは、優しくノックするようにアピールすることが大事なのでしょう。
恋愛を成功させるコツについて、この歌詞から学ぶことができますね!
「初恋ドア」という言葉も掘り下げてみましょう。
この主人公はまだ恋愛を経験したことがないピュアな男性であることが分かります。
もしかしたら初恋だから、かなり慎重になっているのかもしれません。
相手の立場になり、どのようにアピールすべきか考えながら行動していることが伝わってきます。
女性ともっと仲良くなりたい!
夏が来る前に
準備しておこう
出典: 初恋ドア/作詞:秋元康 作曲:Akira Sunset・野口大志
主人公は女性に話しかけて、勇気を持つことができたのでしょう。
女性との関係をもっと進展させよう!と乗り気になっていますね。
「あの女性と夏にデートをする」という目標を立てた主人公。
それまでに女性と仲良くなれるように、色々な計画を練り始めます。
2番~ラストの歌詞
勇気を持って行動すれば、憧れに手が届くかも!?
ふいに運命の羽根がゆっくり回り出して
何かの歯車が動き始める
名も知らない誰かのこと いつの日からか
遠く憧れてた願いが叶った
出典: 初恋ドア/作詞:秋元康 作曲:Akira Sunset・野口大志
主人公が話しかけたことがきっかけで、徐々に仲良くなりはじめた2人。
いつもすれ違うだけの関係から始まったので、最初はお互いの名前さえ知りませんでした。
だから、主人公はこの女性と親しくなるなんて、夢のまた夢だと思っていたのです。
しかし、相手の気持ちを考えながらアピールしたおかげで、女性の気持ちを掴むことができました。
「願いが叶った」といっているので、主人公は女性とかなり良い雰囲気になっているのでしょう。
勇気を持って行動することによって、憧れの存在と近づくこともできるかもしれない。
そんな前向きな教訓を感じることができる恋物語ですね!
人を変えることだってできる"季節の力"
季節はいつだって
生きとし生けるもの 成長させるんだ
出典: 初恋ドア/作詞:秋元康 作曲:Akira Sunset・野口大志
春の陽気のおかげで気分が高まり、積極的に行動することを覚えた主人公。
季節が持っている力というのは、とても偉大で人を変えることさえできる。
そんなことを感じられるフレーズですね。