朱と赤

秋の匂いがした 朱い赤い景色を抜けて
君の匂いがまた この街の色を変える
懐かしい匂いと 狭い僕の部屋
窓の隙間から 君が呼んでいる
秋の匂いがした

出典: 秋、香る/作詞:山本響 作曲:Maki

秋の匂い=君の匂いを懐かしむ主人公。

朱と赤の使い分けにも何か意味がありそうです。

風景描写として考えるなら、夕日の朱(赤)と秋を象徴する赤(朱)を使い分けていると考えられます。

部屋の中には「君」との思い出が刻みついているのでしょう。

外の匂いが小さく開いた窓から入り込んできます。

秋の匂いを感じつつ、曲は終了します。

おわりに

いかがでしたか?

物語は文学作品的な歌詞の曲はたくさんあります。

しかし「秋、香る」については、山本のエッセイのように感じてやみません

これからの音楽活動に向け、自分達はこうやって歌う、生きるという叫びが表現された歌詞

ある種の決意表明として受け取り、彼らのこれからの活躍に期待したいです。

秋と「君」の解釈については、複数の解釈が考えられるため、音楽仲間と考察を論じてみてもいいでしょうね。

きっと音楽好きなら白熱した討論の上、興味深い結果が得られるでしょう。

成人している方には良い酒の肴になると思いますよ。

秋を感じさせてくれる歌詞の曲はこの曲以外にも様々あります。

様々なアーティストが表現する秋を、是非感じてみてくださいね。

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