ここからは「1, 2, 3!」の歌詞をご紹介し、解説も随時加えていきます。
ご了承いただきたいのは、「1, 2, 3!」の日本語版はまだ歌詞が公開されていないことです。
日本語版「1, 2, 3!」の音源はSpotifyなどで先行配信されていますが、日本語の歌詞は表示できません。
ですから、以下の内容は筆者の耳コピであり、一部表記がオフィシャルとは異なる可能性があります。ご了承ください。
実は失恋の歌?
セクシーなV.I (from BIGBANG)ことスンリが歌う「1, 2, 3!」ですが、歌詞は印象が異なります。
どういうことかと言えば、失恋の歌のように感じられるんですね。
早速見ていきましょう。
細胞が求めてる
と言ってもわかんないかな
高嶺の花 されど挑む
俺の理想は高い
今さら気付いた
結局 誰もが動物で
炎がぎらつくよ
心臓が暴れそうなくらい
理由なんて野暮だね
感じで言わせないで
身も心も狂わす人
自分で口で言っても
ねえ誰かのものでも yeah
ほら三つ数えたら君は
(1, 2, 3!)
1, 2, 3
今すぐに俺のものさ
(1, 2, 3!)
1, 2, 3
出典: 1, 2, 3!/作詞:TEDDY, SEUNGRI 作曲:TEDDY, Seo Won-jin, 24, SEUNGRI
「1, 2, 3!」というタイトルのように、「数字を数えたら君は俺のもの」と言っています。強気ですね。
ただ、女性が男性(スンリ)に夢中になっているというより、男性側がアピールしていますよね。
女性は高嶺の花であり、求めても届かない存在である……。
どういうことなんでしょうか?続く歌詞を見ていきましょう。
相手は悪女だった!
次の歌詞からは、恋する女性が「悪女」である様子が窺えます。
君へと続く溜息も
どこ吹く風だろう (you never know girl)
いいスーツもプライドも
君の前に敗れ去った (yeah you heard my cry)
冷や汗かくほどずっと
ライバルたちの視線 (ライバルたちの視線)
じっとしていらんないほど
なびく心君のせい
いつも振り回され
損するのは俺
もてあそばないでこれ以上
自分で口で言っても
ねえ誰かのものでも yeah
出典: 1, 2, 3!/作詞:TEDDY, SEUNGRI 作曲:TEDDY, Seo Won-jin, 24, SEUNGRI
なんと、男性はいいスーツを着てアプローチしているのに、女性は見向きもしません。
それどころか、多くのライバルたちを従えて、男たちの競争を楽しんでいるかのようです。
もてあそばれているとわかっていても、女性を追い続ける主人公。
この後、どのような展開を迎えるのでしょうか!?
「1, 2, 3!」は悩めるイケメンの曲だった!
さらに、次の箇所では理想と現実のギャップが表現されています。
ほら三つ数えたら君は
(1, 2, 3!)
1, 2, 3
今すぐに俺のものさ
(1, 2, 3!)
1, 2, 3
出典: 1, 2, 3!/作詞:TEDDY, SEUNGRI 作曲:TEDDY, Seo Won-jin, 24, SEUNGRI
三つ数えたら、君は俺のもの……なんて、そんなに上手くいくんでしょうか?
It goes 1, 2, 3
一度目に
タイプじゃない子だけ立ち止まり
Hot damn (Hot damn)
Hot damn (Hot damn)
俺は君だけ ye, ye
It goes 1, 2, 3
もう一度スピード
シックな君から視線を感じ
Hot damn (Hot damn)
Hot damn (Hot damn)
出典: 1, 2, 3!/作詞:TEDDY, SEUNGRI 作曲:TEDDY, Seo Won-jin, 24, SEUNGRI
もちろんV.I (from BIGBANG)はイケメンですから、女性が立ち止まります!
……が、それはターゲットではない女性たちでした。
恋い焦がれる女性は、求愛なんてどこ吹く風で、颯爽と立ち去るのです。
好きな人には無視され、興味がない人たちに好かれてしまう……恋愛あるあるです。
虚しく響く「1, 2, 3!」の呪文、叶う時はやって来るのでしょうか?
イチ、ニイ、サン (1, 2, 3!)
1, 2, 3
今すぐに俺のものさ
(1 2 3!)
1, 2, 3
出典: 1, 2, 3!/作詞:TEDDY, SEUNGRI 作曲:TEDDY, Seo Won-jin, 24, SEUNGRI
「ダサかっこいい」のが魅力!
このコミカルさは、同じBIGBANGのD-LITEに通じるところがありますね。
D-LITEは日本ソロで金ピカのスーツを着て歌うなど、コミカルさを前面に押し出していました。
さらに、「あ・ぜ・ちょ!」という曲のMVでは、何度フラれても懲りずに告白する男を演じています。
かっこいいだけではなくちょっとダサいところは、V.I (from BIGBANG)の「1, 2, 3!」も同様です。
K-POPではありませんが、DA PUMPの「U.S.A.」も「ダサかっこ良さ」がウケてブームになりましたよね。
ただのイケメンではなく、周りにいてもおかしくない身近さを併せ持つアーティストが人気を集めています。
美形で女性にモテまくる……なんて、あまりにも現実離れしていて共感できませんからね。
「1, 2, 3!」という恋の魔法で女性を振り向かせようとしつつ、何度も失敗するV.I。