【HEAD BANGIN'/EXILE THE SECOND】歌詞&曲名を解説！最強の戦士とは？

これこそ、彼が「最強のWarrior」たる所以です。

レールを敷いたり、出る杭を打ったりする、周りの人間が悪いんじゃない。

ビビってレールから逃れられず、出る杭になれない自分が悪いんだと、彼は言います。

誰もが自分の本当の想いを叫んで、本当にやりたいことをやりたいようにやれば、必然的に「それが普通の世界」になります。

自分たちが「pioneers」、すなわち開拓者になって新しい世界を作り上げるのだと彼は訴えます。

その最大の障害は、自分自身の弱さなのです。

どんなにままならない世界でも、自分自身を見失わない。

高い壁にぶつかっても、叩かれても、自分の夢を叶えようと努力し続ける。

そして「みんなも思っていることは同じだろう？一緒に闘おう！」と声を上げ、自ら最前線で戦い続ける。

自分の心に潜むあらゆる弱さに打ち勝つ存在こそが、「最強のWarrior」なのです。

そして彼は、曲の終わりまで何度も「HEAD BANGIN’」を繰り返します。

この戦いの様子は、一番のサビの時点で想像したものとは少し違います。

数々の敵と味方が入り乱れる合戦でありながら、一つ一つは個人の戦いなのだという本質が見え隠れします。

目の前にいる敵が怖い。敵に殴られることが怖い。ともすれば怯え、後ずさりしてしまいそうな自分の弱さこそが、最大の敵。

自分の信念のために、自分の弱さと闘い、結果として目の前の敵に勝利する。

「HEAD BANGIN’」は、そんな戦いを歌い上げた楽曲といえます。

今回はEXILE THE SECONDの「HEAD BANGIN'」を深く掘り下げてきました。いかがでしたでしょうか。

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