あのUVERworldが大喧嘩!?
UVERworldといえば、アコースティックと電子音を組み合わせ、ロックのみならずヒップホップやラテンにも挑戦する、多才なバンドですよね。
仲間をディスりまくるUVERworld!!
事件が起きたのは、2016年7月に行われたシングル「WE ARE GO/ALL ALONE」の収録現場です。
収録後、UVERworldのTAKUYA∞と信人は、お互いをねぎらっていました。
しかし、徐々に雰囲気が険悪になり、「お前のベースは素人以下」「打ち上げ要員」などと罵り合いを始めてしまったんです。
まさかUVERworld解散の危機か!?と思いきや、2人は「やめよう。不毛な戦い」「俺ら一心同体」と言い合い、その場から立ち去りました。
「DIS is TEKI」ってどんな曲?
タイトルからわかるように、「DIS is TEKI」はひたすら相手をディスりまくる曲です。
DISは「ディスる」のディスであり、同時に「This」でもあるんですね。もちろんTEKIは敵です。
なぜ、高い音楽性で知られるUVERworldがこんな曲(失礼)を発表したのか疑問ですが、その答えはライブにありました。
というのは、UVERworldはライブの余興として、即興のラップでメンバー同士がディスり合うということを以前から行っていたんです。
そして遂に、「DIS is TEKI」という楽曲になってCDに収録されることとなりました。
「DIS is TEKI」収録CD
「DIS is TEKI」は、2017年7月12日にリリースされたシングル「DECIDED」に収録されました。
表題曲「DECIDED」は、ヘヴィなサウンドで「決意」を描く、力強い曲です。
2曲目の「RANGE」も、「挑戦し続ける人」がテーマのさわやかな曲となっています。
そして……3曲目が問題作「DIS is TEKI」ですよ。
さまざまな曲調に対応できることで知られたUVERworldですが、あまりにも1枚のCDの中でのギャップが激しすぎます!
何も知らずに普通にCD聴いてたら「え?なんでディスり合ってるの!?」ってなりますからね……。
実は「銀さん」タイアップ曲だった!
そんな「DIS is TEKI」ですが、実は2017年の映画「銀魂」とタイアップしているんです!
といっても、正確にはアイアップ曲は1曲目の「DECIDED」です。
この「銀魂」は実写映画で、「銀さん」こと坂田銀時を小栗旬さん、志村新八を菅田将暉さん、神楽を橋本環奈さんが演じました。
実写映画「銀魂」は、2018年夏にも第2弾が公開されています!
そして、UVERworldの「DECIDED」が、映画「銀魂」の主題歌に採用されたんですね。
DECIDEDでは、万事屋の面々が珍しくシリアスになって戦いに挑む決意が描かれています。
そして、「DECIDED」が「銀魂」のテーマ曲になったことは、「DIS is TEKI」にも関係しているんです!
TAKUYA∞は、雑誌のインタビューで次のように語っています。
シングル「DICIDED」をUVERworldはそんな好きじゃないけどタイアップの銀魂が好きで買う人、このシングルは買うけどアルバムは買わない人に聴かせたい
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/DECIDED
「UVERworldが好きではなくアルバムを買わない人、銀魂が好きな人に買ってもらいたい」と、はっきり言ってしまいました。
いいのかな?と思いますが、「DIS is TEKI」って確かにちょっと銀魂っぽい感じがしますね。
銀さんと新八がディスり合いつつ、結局最後は仲直りして事件を解決する……そんな様子が目に浮かびます。
まさに問題作!「DIS is TEKI」のPV
UVERworldの問題作「DIS is TEKI」ですが……PVも問題作なんです。
いえ、正確に言えばPV自体ではなく歌詞がヤバいんですが、映像と字幕付きだと余計に危険な感じがします!
ちょっと口に出せない言葉が含まれていたり、後半はピー音だらけだったりと……まあいろいろすごいです。
当サイトのユーザーは女性が多めなのでちょっと悩むところですが、「DIS is TEKI」のPVを紹介していきましょう。
いきなりディスり合う2人
冒頭でもちょっとご紹介したように、「DIS is TEKI」のPVは、「WE ARE GO」のPVの最後の場面から始まります。