「360°ChamberZ」全曲解説(後編)
ROAM AROUND feat. GENERATIONS from EXILE TRIBE
諦めて 捨て去って
One day 見つかる 僕だけのGift
逃げ出して 我慢しないで
One way 道なんて なくてもいい I said!
Yeah! Yeah! Yeah! No Way!
One day 走り出す 僕だけのTiming
Yeah! Yeah! Yeah! It s Okay!
One way 大丈夫 言い聞かせ I say
出典: ROAM AROUND feat. GENERATIONS from EXILE TRIBE/作詞:Chaki Zulu, SAKURA 作曲:Chaki Zulu, SAKURA
アルバム発売に先駆けてMVが先行公開された「ROAM AROUND」。
イントロからカリブ海に迷い込んだような世界観にやられます。
イビサ島のフェスなどでかかったら相当に盛り上がりそうな神曲ですね。
対照的にGENERATIONSの歌は憂いを帯びた歌詞が印象的。
「ROAM AROUND」とはうようよと漂うという意味を持つ言葉。
初めて彼らが迷いや葛藤を歌った曲としてもファン必聴です。
MIGHTY WARRIORS (ALBUM Ver) feat. Afrojack, CRAZY BOY, ANARCHY, SWAY, MIGHTY CROWN (MASTA SIMON & SAMI-T)
2016年の「HiGH&LOWオリジナル・ベスト」に収録されていたこの曲ももちろん収録!
ご存知MIGHTY WARRIORSのテーマソングです。
当時から参加メンバーの豪華さに誰もが舌を巻きました。
本格的にラップを始めて間もなかったCRAZY BOY(ELLY)の迫力が凄いです。
ANARCHY、SWAY、MIGHTY CROWNに囲まれながらの存在感には誰もが感動しました。
アルバムバージョンとして新たにVERBALのラップが付け加えられています。
INTO THE CIRCLE feat. METHOD MAN (Wu-Tang Clan), EXILE THE SECOND
アルバムを締めるのはPKCZ(R)から世界中のヒップホップリスナーへの最高のサプライズ曲!
ウータン・クランのMETHOD MANとEXILE THE SECONDの夢のコラボ曲です。
SOHOの「HOT MUSIC」を大胆にサンプリングしたこれぞ90年代!なヒップホップトラック。
HIROもMAKIDAIもみんな最初はウータンの曲でダンスのスキルを磨いてきたそうです。
MVのMETHOD MANのパートはニューヨークで撮影。
PKCZ(R)の誰もが本当に来てくれるか不安だったといいます。
SHOKICHI、NESMITHも人生で一番緊張した歌入れだったのではないでしょうか。
YouTubeではMETHOD MANのラップパートは紹介できません!
この曲のためにDVD付きのCDを手に取る価値があります。
CD購入者特典曲「BED ROOM feat. CRAZYBOY, 登坂広臣」
CD購入者特典としてPKCZ(R)からファンへのギフト曲があります。
それが「BED ROOM feat.CRAZY BOY,登坂広臣」です。
CD内に本曲のダウンロードコードが封入されています。
PKCZ(R)のライブでは定番曲なので聴いたことのある方も多いのではないでしょうか?
SNSではこの曲をアルバムに入れてほしいという声が相当多かったそうです。
PKCZ(R)のメンバーでは?と思わせるほど客演の多い2人の掛け合いが見事な曲です。
徐々に盛り上がっていく構成がとにかくダンサブル!
「360°ChamberZ」が表現したかったこととは?
PKCZ(R)という名称に込められたヒップホップへの愛情
PKCZ(R)=Primal Knowledge ChamberZ。
直訳すると「本能と知識の部屋」を意味します。
PKCZ(R)のサウンドに触れることで解放される本能。
本能の赴くままに身体を預けることで未知の扉を開くことができる。
「360°ChamberZ」はさらに「全方位の扉」を開くサウンドを意味するのでしょう。
言葉にすると哲学的な意味を求めてしまいそうですが大音量で本作のサウンドを浴びると納得できます。
Snoop Doggが参加した曲を含めまだ未発表曲が多いというPKCZ(R)。
彼らの開いた扉の先にはまだまだ未知の世界が広がっているのです!