人気アニメのOP曲!

今回ご紹介するのは、佐伯ユウスケさんの『ダンシング』。2018年5月9日に発売されたばかりの曲です。

ソングライターとして多くのアーティストに曲を提供し、また自身もシンガーソングライターとして活躍する佐伯さん。

彼は優れたメロディメーカーとして知られています。そして今回の『ダンシング』は、人気アニメ弱虫ペダル』のOP曲に抜擢されています!

【ダンシング/佐伯ユウスケ】MVではガチで○○ゲーム?!歌詞の意味を解釈!『弱虫ペダル』OP動画アリの画像

『弱虫ペダル』とは

【ダンシング/佐伯ユウスケ】MVではガチで○○ゲーム?!歌詞の意味を解釈!『弱虫ペダル』OP動画アリの画像

弱虫ペダル』は、2008年から秋田書店の『週間少年チャンピオン』に連載されている渡辺航さんの漫画です。

通称「弱ペダ」として知られていて、現在56巻まで発行。累計発行部数は何と1700万部を越えています!

あらすじは、アニメ好きの主人公・小野田坂道(おのださかみち)が、ひょんな事から自転車競技に目覚めて行くストーリー。

友情あり挫折ありの、少年漫画の王道を突っ走る漫画です。

アニメは2013年からテレビ東京などで第1期が放映され、今回紹介する佐伯さんの『ダンシング』は第4期のOPを飾っています。

せっかくなので、そのOP動画から見てみましょう!

オフィシャルなMVもどうぞ

疾走感のある楽曲は、『弱虫ペダル』のOP曲としてとてもハマっていますよね!アニメなしのMVも発表されているので、こちらも合わせてチェックしてみましょう♫

なぜか椅子取りゲーム

こちらのバージョンでは、身体能力がめちゃくちゃ高いダンサーの皆さんが、曲に合わせてなぜか「椅子取りゲーム」をしています。

保育園や幼稚園の頃やりましたよね(笑)。大の大人がやると妙な迫力があります。

なぜ「椅子取りゲーム」なのかは謎ですが、佐伯さんらしいシニカルなスパイスが効いていて面白いですね。

歌詞は、MVだけだと何を言っているのか良く聞き取れません。せっかくなので、こちらで歌詞も全て解説しましょう!

【ダンシング/佐伯ユウスケ】MVではガチで○○ゲーム?!歌詞の意味を解釈!『弱虫ペダル』OP動画アリの画像

歌詞を解説!

1番のAメロから

うおぉぉぉ!
ハッキリくっきりしてきた感情
好きでもないことはやらないよう
一難去ってまた百難 錯乱するゴールへの逆算
こんがらがってる勝負の芽 必死に掴んでる恐怖の芽
こわい こわい こわいけど 負けるのはもっとこわい

出典: ダンシング/作詞:佐伯ユウスケ 作曲:佐伯ユウスケ

いきなりカオスの世界ですね。ここではAマイナーの基本和音(ラ・ド・ミ)の音程を、ラップのように一気に歌い上げています。

「一難、百難、逆算」「勝負の芽、恐怖の芽」など、韻がそろっています。

意外と古風!?佐伯さんの詞

なら
Phase1 守れるものを守って
Phase2 破れるなら破って
Phase3 離れててもわかってる
Hey, Hey, Stay on your way

出典: ダンシング/作詞:佐伯ユウスケ 作曲:佐伯ユウスケ

佐伯さんは現在31才という事で、もしかしたらビジネスの経営哲学書も読んでいるのかなぁと思ったのがこの部分の歌詞です。

皆さん、「守・破・離(シュハリ)」って聞いた事がありますか?

ここの歌詞、Phase1から3まで立てに読むと、「守・破・離(シュハリ)」になるんです。

これは「まずは型を守り、次にその型を破って、そして最後に型から離れてオリジナリティを確立する」という起業家さんにとっては知られた言い回しです。

カオスな歌詞に見えて、実はちょっと真面目な事も書いてあるんですね。