come kiss me, Boo
You gotta give me your love…
出典: Terrible/作詞:Komei Kobayashi 作曲:Tommy Clint
come とかkiss meはみなさますぐにわかると思いますが、Booって何でしょう。
ここでのBooはアメリカのスラング(俗な表現)で、彼女や彼氏を表す言葉として使われています。
booを使った曲のタイトルでは清水翔太の”My Boo”という曲があります。こちらも同じ意味です。
というわけで、
Come on kiss me Booはロンリーガールをもはや恋人扱いして、こっちに来てキスしてと呼びかけているんですね。
歌が進めば進むほどアグレッシブ度が増していきます!
グイグイからいきなりかわいいキャラに?
”You gotta give me your love”というわかりやすいようでわかりにくいこの表現。
特にgottaがわかりにくいですね。学校で習わない類のニュアンスです。
いくつか例がありますが、基本的には”have to”の省略形です。
have toは義務や責任を表す助動詞的表現です。”must”と同じと言って差し支えありません。
直訳すれば「君は僕に愛を与えなくてはいけない」と何とも堅苦しい教科書的な訳になってしまうので「君の愛を僕にちょうだい」ぐらいに捉えるといいのではないでしょうか。
使い方に要注意なワード?!
My naughty girl
誰も知らないような My naughty girl
真面目なフリしても you’re so bad,So bad
自由になっていいよ just set me free
ありのままの君と I wanna play with you
出典: Terrible/作詞:Komei Kobayashi 作曲:Tommy Clint
naughtyはわんぱく、わがまま、いたずらな、きわどい、下品と言う具合にあまりいい表現ではなかったりもしますが、スラングで攻撃的でセクシーな女性を指す言葉として使われます。
”誰も知らないようなMy naughty girl”ですから、もうこの歌の主人公は例のロンリーガールをめっちゃ褒めてるんですよ!
呼びかけて呼びかけて誉め殺し。いやーイケメン怖い!(笑)
ちょっと使い方が難しい言葉なので補足をさせて頂きますと。
男性に対しては”セクシーな”と言う意味では使われません。
男性にYou are naughtyと言ったら”いたずらな奴””わがままな奴”と言う、そのままの意味です。
女性にYou are naughtyと言えば意味は通じるのですが、特に男性のみなさんは迂闊に使わないでください。
本当にシャレがわかるか深い間柄の人にしか使わないでくださいね。
Just set you free
はいまたもや出て来ましたjust。とにかく自由になっちゃいなよ、と念を押して来ますね。
「自由になっていいよ Just set you free」ですからね。
真面目なフリして我慢しなくていいんだよ~!と、大事なことなので2回言ったんでしょうね。
次に、”I wanna play with you”
もう一回出て来たwanna。細かい解説は前段に譲ります。
一緒に遊びたい、って言うことですね。
どんな遊びなのかは、みなさまのご想像にお任せすることにしましょうか~♬
No way, Show it to me
もうそっと抱き寄せちゃって
今更後戻りはNo way
よこしまな笑顔を僕に見せてよ
今すぐ Show it to me
乱れたいんでしょ?
その寂しさも I’ll take you far away
甘い囁きに 溺れていいんじゃない?
出典: Terrible/作詞:Komei Kobayashi 作曲:Tommy Clint
まずは”No way”について。
(今更後戻りは)No way。
行き詰まった時とかに方法がなくてNo way!!!って叫んだりします。
もう他に方法はないよと呼びかけているということです。
四の五の言わずに今夜は僕と過ごすしかないでしょ、他にあるの?と追い詰めにかかっています。
”Show it to me”の直訳は「それを僕に見せて」となりますが・・・。
「それ」が一体どこにかかるのか、それはきっとリスナーのみなさんのイメージで、いいんだと思います。
全部英語の歌詞だったらitに対応する部分が出てくるのですが日本語とミックスなので、都合よく解釈するのもまた良しです。
ていうか、もうみなさん大人なんだからお分かりでしょ?!
”I’ll take you far away”は、そのまま訳せば「遠くに連れてってあげるよ」ですね。
遠くってのは物理的な距離のようですが、ここでは「さっきまでの日常とかけ離れた世界」かなと読み取れます。
それがどこかというと次の英語の歌詞なのです。
Come to my world
Come to my world 求め合う心に
Oh, come to my world 嘘はつかなくていいんじゃない?
出典: Terrible/作詞:Komei Kobayashi 作曲:Tommy Clint
”Come to my world,oh Come to my world”。
と、前のフレーズのたどり着くfar awayはここなんじゃないかな、と。
「僕の世界へおいで」という意味ですが、この歌の主人公の持っている世界こそが、ロンリーガールのそれまでの日常からかけ離れた世界のように思えます。