流し聴きでも印象に残る歌詞
英語と日本語が入り交じるSHOCK THE WORLDの歌詞。
聴いている時に歌詞を理解しようとするとなかなか難しいです。
しかし、SHOCK THE WORLDの世界観を思わせる歌詞の部分は、耳に残るメロディーとリズムで構成されています。
勇者たちと超TOKYOメンバーのコラボレーション
勇者たちと超TOKYOのメンバーが交互に登場する中盤のシーン。
異空間の者たちであっても音楽とダンスという共通言語でつながれることを表しています。
お互いの距離が徐々に近づいていくところが音楽とダンスは世界共通ということがわかります。
言葉が必要ない共通言語で近づく距離感
異空間世界の者であっても、音楽を楽しむことは共通であることがMVからわかります。
もちろん、MVであるため、歌やダンスが合っていなければ成り立ちません。
しかし、よく見ると魂にも思える光の球をキャッチボールしているシーンがあります。
キャッチボールは、お互いの距離を縮めるツールとして使うことができます。
それは、野球ボールであっても、言葉であっても、音楽であっても、ダンスであっても共通です。
光の球を追うような臨場感のあるカメラワーク
光の球を追っていくようなカメラワークにも注目です。
臨場感があり、ダンスを繰り広げるメンバー達の動きともリンクしていますね。
アクロバティックなダンスや、歌いながら球を次へ投げる動きがまでもかっこいいです。
ハイライトのダンスバトルシーン
4:20あたりから映像のブレが始まり、異空間=超TOKYOの核へ侵入する兆しを見ることができます。
勇者たちと超TOKYOメンバーの距離を少しずつ縮めていき、いよいよ核心へ迫る緊迫感があるシーンです。
空間を移動するワープのように、核心へ侵入するとダンスバトルシーンがスタートします。
ボクシングのリングのようなバトルフィールドで始まるダンスバトル。
キレのあるダンスバトルが繰り広げられ、ファンは釘付けになるシーンのひとつ。
チーム対抗のダンスバトルは、お互いにリスペクトし合いながら進んでいきます。
「型にはまらない」「壁を越える」など常識を覆し次の世界へ突き進む原動力となる歌詞。
この歌詞が、困難を乗り越える勇気を与えてくれます。
さらに、緊迫した見合いダンスバトルシーンが緊張感を高めます。
「一緒に跳び跳ねろ」の歌詞で見事に勇者と超TOKYOメンバーのコラボレーションが実現。
音楽とダンスの共通言語、リスペクト。
そして、お互いに高めあっていこうという気持ちがグッと高まり、エンディングへ向かっていきます。
あえて曲を止める粋な演出
4:25の超TOKYOの核心へ入り込むシーンはあえて曲を止めています。
空間を越える効果音だけが残り、フェードインで曲が再開される演出。
SHOCK THE WORLDのMVのキーポイントとなるシーンです。
あえて曲を止めることで、注目度を瞬間的に高め、困難へ立ち向かうシーンの演出を盛り上げています。
ハイライトのバトルシーンへの高揚感と緊迫感はあえて音楽を止め、
効果音にするだけといった手法によって生み出されているのです。
5:43の曲調変化
5:43から曲調が変わり、1対1のバチバチしたシーンに入ります。
争いが勃発しそうな緊張感がある場面で、お互いに挑発的になり一触即発の緊迫したシーン。
「壁を越える」の歌詞に合わせ、お互いの壁を乗り越え、エンディングのコラボレーションシーンへ移行します。
空間を越えた共通点
音やリズムに合わせ体を動かすダンスは、世界や空間を越えた共通の楽しみ。
さらに、意志疎通・共通言語であることがエンディングに向かうシーンからわかります。
音楽同様、ダンスも言葉を必要としない世界共通のボディランゲージであるということがわかりますね。