歌詞の世界を踊ります

まずFANTASTICS from EXILE TRIBEが歌う「Dear Destiny」のMVからご紹介します。
ラブバラードを踊る技術はさすがですね。
サビのところではメンバー全員が踊っていますが、ここまでの思いが溢れ出しているような振り付け。
FANTASTICS from EXILE TRIBEでしか見られない、パフォーマンスになったといえるでしょう。
今までとは違う目線や表情といった細部にも注目すると、Dear Destinyの世界をより感じることができます。
お待たせをしました。この後は歌詞の解説を始めましょう。
かけがえのない
Dear destiny 絶対に
(I won’t let you down)
運命のあなたに
(がっかりさせないから)
出典: Dear destiny/作詞:小竹正人 作曲:Chris Meyer,Octobar
楽曲のタイトルでもある呼びかけの言葉。
大切に思いを込めて歌います。「絶対」という強い決意がここにはあるのでしょう。
そして英語で歌う歌詞を和訳をすると、そこには思いの中の優しさを感じることができます。
君が不安な心にならないように僕はしたいんだ。
大切なあなたに僕の愛を届けるための歌詞がストーリーとなって続きます。
笑顔と瞳に…
光が無いところで
太陽が来ない寂しい地下室で
咲いた花のようだと思いました
あなたの微笑みは
夜空に輝く月みたい
出典: Dear destiny/作詞:小竹正人 作曲:Chris Meyer,Octobar
気になる相手を例える時には、明るい太陽の下で咲く花を選ぶことが多いでしょう。
でも歌詞はは光が当たらない「地下」にある部屋の花で君を例えています。
笑った顔を表しているのも、輝きで溢れる青い空ではありません。
陽が沈んだ後に静かに空に表れる「月」で君の「微笑み」を表しています。
決して暗い心の中で無理に笑っているのではないのでしょう。
それほどまでに静かな佇まいをまとう相手なのです。
光が無くても咲くことができる強さと、目立たなくてもそこにいるだけで安心できる。
僕にとっては君はそのような存在なのでしょう。
潤んだ瞳で
どうして悲しい目をしながら 好きと僕に言うの?
怖がることなど何にもないと 強く強く抱いた
出典: Dear destiny/作詞:小竹正人 作曲:Chris Meyer,Octobar
僕に返してくれた言葉は「好き」でした。
でもそれを言ってくれた時の瞳から、僕は君の心を見抜いてしまったのでしょう。
返事が「YES」であるならもっと笑顔で言ってくれるはず。
否定をしない代わりに涙をこらえるような表情を見せたのです。
何を恐れているのでしょう。
僕は不安を取り払うために君を引き寄せます。
身体だけではなく心も包むような「強さ」で君の背中に腕を回しました。
奪われて
生命と共に
Dear Destinyやっと逢えたね
僕が生まれたときから捜してたたったヒトツのDear Destiny
出典: Dear destiny/作詞:小竹正人 作曲:Chris Meyer,Octobar