ぞんびが5thシングルをリリース!
アンデッドヴィジュアル系バンド・ぞんびが2018年10月23日に5thシングルをリリースします!
タイトルは「ウィーアーゾンビ!! / 紅」です。
表題曲「ウィーアーゾンビ!!」は、ぞんびの、ぞんびによる、ぞんびのための曲です。
なんのこっちゃ?という感じですが……気にしなくていいじゃないか、人間だもの!いや、ゾンビだもの!!
ですが、今回取り上げる曲は「ウィーアーゾンビ!!」ではないんです!カップリング曲の「紅」です。
ぞんびの「紅」……体からいろんなものが垂れ下がったりするイメージでしょうか!?(オブラートに包んだ表現)
ぞんびの「紅」はあの曲のカバー!
ぞんびの新曲「紅」を一言で表現すれば、本格派のヘヴィメタルとなります。
静かなイントロが始まると思いきや、空間を切り裂くような激しいロックが始まる!!
ホラーながらもどこかコミカルだった、今までのぞんびの曲とは一味違いますよ。
さすがに、1989年から長年日本のファンに愛され続けているだけのことはありますね。……って、あれ?
そうです、ぞんびの「紅」はX JAPANのカバー曲なんです。
X JAPANの代表曲とも言える「紅」、ぞんびは果たしてどんなアレンジを加えているんでしょうか!?
話題性抜群のMVとともに見ていきましょう!!
あの若手女優も「紅」を熱唱!
ぞんびの「紅」について語る前に、この曲について触れておかなければならないことがあります。
それは、2018年に高畑充希がNTTドコモのCMで歌った「紅」が大きな話題となったことです。
え?『ぞんびの「紅」と関係ないじゃないか』ですって?ちょっと待ってください。
「紅」という曲を語る上で、高畑充希バージョンは欠かすことができないんです。
ぞんびの「紅」とはどう違う?
その理由は2点あります。まず1点目、高畑充希の「紅」は原曲のキーに近いんです。
また、楽器演奏がないアカペラなので、ボーカルだけを比較することができます。
そして2点目、CMで描かれている風景が原曲の世界観を表現しているということですね。
つまり、高畑充希の「紅」と比較することで、ぞんびバージョンの特徴がわかるというわけです!
現在、CMの放送は終了していますが、ぜひ高畑充希の「紅」を思い浮かべて、ぞんびと比べてみてください。
お待たせしました。いよいよ、ぞんびが歌う「紅」のMVをご紹介します!
ぞんび「紅」のMVはヤバすぎる!?
先ほどもちょっと触れましたが、ぞんびの楽曲といえば、恐ろしいながらもどこかコミカルな雰囲気でした。
ゴールデンボンバーと同じZany Zapレーベルに所属していることもその理由かもしれません。
でも、「紅」は一味違うのではないでしょうか!?なにしろ原曲がX JAPANですしね。
それでは、ぞんびは「紅」をどのように料理したのか……MVで確かめましょう。
ぞんびの「紅」はストーリー性重視!
今までのぞんびのMVといえば、彼ら自身が中心に描かれているものが多かったですね。
たとえば、「死ねばいいのに。」はぞんびのライブがそのままPV(MV)になっていました。
「だいっきらい東京」はストーリー仕立てではあるものの、ぞんびの姿が挿入されます。
一方、「紅」のMVではある少女を中心に展開するストーリーが描かれているんです!
それでは、お待たせしました!(2回目)今度こそぞんびの新カバー曲「紅」のMVです!!
いきなりの尺稼ぎ宣言(?)
MVは注意書きで始まります。「諸般の事情により撮影が中断し」たのでメイキング映像を加えたそうです。
しかも、ノイズが入っているとのこと。最新のデジタル技術でなんとかできそうなもんですが。
でも本当は最初からMVにノイズ入りメイキング映像入れるつもりだったんでしょ?わかってますよ!!
ホラー映画でよくある「撮影中に呪いがなんとかかんとか」ってやつですね!(空気読め)
少女の心の闇……。
それはともかく、「紅」のMVは、夜の病院のような場所から始まります。
車椅子に乗った少女が、誰かに押されて廊下を進んでいますね。
それを「紅」に染まった空間から見守る、ぞんびの一同。
薬を飲む少女。これはワクワク……じゃなくて嫌な予感がしますね!!
原曲の「紅」と同じく、ぞんびの奏多が静かに歌います。まるで少女への鎮魂歌のように……。
そして激しいヘヴィメタルへと変化しますが、なぜか時々メイキング映像(?)が挿入されます。