Little Glee Monster【君といれば】歌詞の意味を解釈！"何も言わず帰れる場所"とは

今回ご紹介する楽曲は、Little Glee Monsterの『君といれば』です。

こちらは、かれんさん、MAYUさん、manakaさん、アサヒさんの4人でレコーディングした楽曲。

メンバーの芹奈さんが体調を崩して休養されていたため、”未完の新曲”として発表されました。

4人は、アンコール曲として、さいたまスーパーアリーナにて行われた公演で披露しています。

楽曲の歌詞に込められたメッセージはとても温かく、今聴きたい素敵なパワーソングです。

コロナ禍で続く不安やストレス、孤独感にも、そっと寄り添ってくれるような優しさがつまっていますよ。

”君がいれば”ではなく、”君といる”、そんな素敵なタイトルにも心を動かされます。

これから先の不安や葛藤、そして再会を描いている、感動のMVにも注目です。

MVには、芹奈さんとメンバーたちが嬉しそうに抱き合うシーンも映し出されています。

半年ぶりに再会して、満面の笑みで喜び合う姿には涙がほろり…。

メンバーたちも、このMVを見ると思わずウルッとくるのだそうです。

芹奈さんは、タイトルに”再会”の意味を持つ、復帰作『REUNION』で美しい歌声を披露されています。

MVの表現力も圧巻なので、そちらもあわせてチェックしてみてくださいね。

4人の美しいハーモニーが重なっていく、歌い出しのパートです。

1日の終わりに、空を見上げ、遠く離れた”君”に思いを馳せているのでしょう。

いつもの道、景色を眺めながら、一緒に過ごした日々を思い返しているのです。

楽しそうに笑う姿や、大好きな声、心を照らしてくれる大切な存在の”君”が記憶の中に蘇ります。

今は、直接会って話すことができない状況なのでしょう。

離れていても信じて待っているよと、休養中の芹奈さんへの想いが込められているようです。

そして、思うように大切な人に会えなくなってしまった、現在の世情にも重なります。

このパートでは、先の見えない未来への不安が描かれています。

”私たちは今どこへ向かっているのだろう？”という思いが、渦巻いているのでしょう。

この1行目のフレーズは数回登場していて、この楽曲のキーワードとして繋がっていきます。

コロナ禍でこの先どうなってしまうのだろうという、不安にも重なっているようです。

日々歩みを進めていく中で、希望と不安は、常に隣り合わせにあります。

そしてそんな時でも、そばにいてくれる大切な誰かの存在が、前へ進む勇気や力をくれるのです。

4人にとって芹奈さんは、希望へ導いてくれるような、かけがえのない存在なのでしょう。

夜が明けて、新たな始まりの日を迎えます。

空に浮かぶ雲と大切な人の笑顔を重ね、見守ってくれているような気持ちになったのでしょう。

抱えた不安を包み込むように、美しい空の表情が後押ししてくれたのです。

そして、抱える不安の原因は、”自分ではどうすることもできないもの”なのでしょう。

そっとそばにいて力になりたくても、できない状況にあるのです。

もし、大切な人のために何か役に立てるのならば、抱える不安を預けてほしい。

どうか1人で抱え込まないでほしい、そんな温かなメッセージを感じます。