【MAGIC!/Rude】歌詞を和訳＆意味を徹底解説！なぜ僕にそんな態度をとるの？彼の真意に迫る

「本当は嫌だがあなたは選択肢を残さない。」

「彼女なしでは生きられない。」

「あなたがどう思っているかはわからないが、その日が来たらその場所に立っています。」

本章では一途に彼女を想う盲目な主人公の様子が描写されています。

彼はとにかく彼女を愛しているため、断り続ける父親に対して折れることはありません。

許してもらえなければ無理矢理にでも強行突破し、結婚しようとしているようです。

本人も本意ではないようですが、それだけ深い愛を抱いているのが分かります。

何度説得しても許してもらえない場合はどうするつもりなのでしょうか。

その疑問に対する彼の言動は以下の通りです。

「でなければ逃げます。」

「あなたは彼女が私を愛しているのを知っているでしょう。」

「彼女は私と一緒にいたいと思っている。」

それでも彼女との幸せな生活を諦めない主人公。

上記の歌詞から駆け落ちも視野に入れていることが分かります。

少し行き過ぎた愛情のようにも感じるこちらの表現。

彼女の想いや今後の生活を考慮すると、最終手段に取っておきたいところです。

それだけ彼女との結婚に真摯に向き合い、幸せの手段を模索しているといえるでしょう。

2人の結末に注目が集まります。

これ以降は1番と同じ内容の歌詞がリピート。

ここでは特にタイトルと同じ「rude」というフレーズが繰り返されます。

何度突っぱねられようが彼の意志は変わらないようです。

ここで彼女の父親の視点に立って考えてみましょう。

自身の人生をかけて大事に育て上げた娘。

本人の幸せを願う親なら、どこかで素直に喜ぶ気持ちもあると考えることができます。

ただし娘の人生を預けることになるため、中途半端な男性との結婚は許可できません。

父親は冷たい態度を取ることで彼の本気を確かめたかったのかもしれませんね。

ここまでは結婚にあたって戦う2人の男性について解説してきました。

では結局2人はどうなったのでしょうか。

ここからは本編では描かれていない2人のその後について考察していきます。

まず1つ目の結末について言及していきます。

ヒントはMVにある2分48秒以降の演出です。

2人がいる場所は教会などのよくある結婚式場ではありません。

とある部屋の一室で、ドレス・タキシード姿を見せます。幸せそうな表情を浮かべる2人。

しかし幸せな人生の始まりとしては少々華やかさに欠けるような印象です。

また式に参加しているのは信頼できる友人のみとなっています。

そこにお互いの両親の姿はありません。

さらに追い討ちをかけるように登場する、暗闇へ駆け出すラストシーン。

ここから父親は説得できず、強行突破で結婚したのだと考察できます。

1つ目の考察では、悲しくも幸せな結末となってしまいました。

しかし同様のシーンから別の解釈をすることもできます。

詳しくはこちらも2分48秒以降のMV映像をご覧下さい。

こちらのシーンでは、2人は結婚式に挑む服装で両親の説得へ向かいます。

実家から出てくる彼女の両親。

母親は穏やかな表情で父親の顔色を窺い、諭している様子です。

ここから母親とは良好な関係を築けていることが分かります。

父親は顔色を変えず、家へと戻ってしまいました。

一見最後まで意見を曲げなかったようにも見えるこちらのシーン。

しかし父親の性格を考慮するとどうでしょうか。彼は頑固で昔ながらの性格。

素直に祝福の言葉を伝えることができなかっただけ、と捉えることもできます。

ここまではMAGIC!のRudeという楽曲を解説しました。いかがでしたか。

どうしても彼女と結婚したい男性と、彼女の父親が織成す戦いが見所の作品でした。

他にもOTOKAKEには多数の解説記事があります。

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