「Jesus」通常盤は三曲を収録
1. Jesus
2. up to you
3. Fashion
出典: Jesus (通常盤) /超特急
ドラマ「ヒモメン」の主題歌
SDR -music-から2018年8月8日に発売されたマキシシングルの「Jesus」。
発売日がゾロ目を踏んだのは日本らしいチョイスです。
一曲目の「Jesus」はテレビ朝日系の土曜ナイトドラマ「ヒモメン」の主題歌になります。
ドラマをきっかけに購入ボタンをタップすることもあるので、販促効果は抜群です。
そして、三曲目の「Fashion」は通常盤のみの収録という限定曲。
CDジャケットには宙に浮いたリンゴやメンバーがアーティスティックに描かれています。
曲だけでなく、デザインでも楽しめる一枚。
貯めたバイト代で買ってみるのもいいかもしれませんね。
ドラマ「ヒモメン」とは?
絶対に働きたくない彼氏のその彼女(ナース)を描いたコメディードラマ。
彼氏と同居中の彼女は、お金が原因でヒモメン(彼氏)とケンカをします。
仕事はないが彼女に捧げる時間は豊富にある彼氏。
本当に必要なのは”時間”なのか、それとも”お金”なのかというドグマが垣間見えます。
高収入でも長時間労働によって自分の時間がないと”うつ病”になります。
もしかしたら、畑を耕して自給自足する方が精神的には豊かなのかもしれません。
出社時間を脳裏に走らせ、”すし詰め”の急行電車に乗る必要もありません。
クライアントを印象づけるためにブランド服を買うお金もいりません。
あなたは幸せとお金のどちらを選びますか?
ドラマ「ヒモメン」は過労死とうつ病が増え続ける日本社会に一石を投じるドラマです。
曲名の「Jesus」って、どういう意味?
ユダヤ敎との関係は?
”Jesus Christ(ジーザス・クライスト)”。
俗に言うイエス・キリストです。
日本ではキリスト敎と十把一絡げ(じっぱひとからげ)にしていますが、分派しています。
そもそもイエス・キリスト自身はユダヤ人です。
キリスト教のほかにユダヤ敎を耳にしたことのある読者もいることでしょう。
そのため、キリスト教はユダヤ敎とグノーシスの影響を受けています。
日本ではただのカップルの日になりつつあるクリスマスもイエス・キリストの誕生日です。
西方教会の影響を受けた日本では12月25日がキリスト生誕とされています。
しかし、東方正教会に属するロシアやスロヴェニアなどは1月7日がお祝いの日です。
そうした背景も頭の隅に入れて超特急の「Jesus」を聴くとニューロンとシナプスが刺激されるでしょう。
愉快なダンスに注目
1.キノコダンス(0:35)
真言宗(しんごんしゅう)のお経のようなBGMにのせて摩訶不思議なダンスが始まります。
片腕を頭上に突き出し、ふにゃふにゃと揺らします。
続いて、両手を合わせるとお菓子の「きのこの山」のようなポーズで陣形を整えます。
実に愉快なMV「Jesus」です。
2.ウサギダンス(1:21)
両腕を内側に向け、ウサギのようにぴょんぴょん飛び跳ねます。
そのままウサギの耳の形のポーズをとり、超特急はウサギへと化けます。
とってもかわいい動きなので、見ているこちら側もハッピーになれるダンスです。