【Yell/超特急】PVは父と娘の物語を描いた超感動作！結婚式にもおすすめの歌詞を徹底解釈！

超特急が2016年3月に発売した11枚目のシングル「Yell」は今までの彼らの楽曲とは少し違ったコンセプトになっています。

テーマは“結婚”です。

結婚ソングの中には、新郎新婦目線で書かれた歌詞や、両親、親友目線で書かれたものなどいろいろあります。

この楽曲では、結婚していく娘とそれを見守る父の物語が綴られています。

超特急のメンバーはまだ20代前半ということもあり、結婚をテーマにした歌を歌うことに少し不安があったそうです。

なので結婚に対しては等身大の気持ちではないかもしれません。

でもこの楽曲は、新たなステップを踏み出す人の背中を押してくれるような超特急らしいウェディングソングになっています。

もちろん歌詞の内容はとても感動的なのですが、「Yell」のPVを物語を見て、思わず涙が出ました。

そんなPVをまずご覧ください。

「Yell」のPVには、お父さんと結婚していく娘の感動ストーリーが描かれています。

まずは愛しの娘が誕生する瞬間から始まります。エコー写真を見て微笑むお父さんの笑顔がとっても素敵なシーンです。

娘が産まれて、成長していくのをずっと近くで見守っていたんですね。

年頃の娘には反抗期も訪れ、お父さんと口を利かなくなったりもします……。

家族との思い出が短い時間の中にたっぷり詰め込まれていて、なんだか結婚式のスライドショーを見ている気持ちになりました。

そしてお父さんにとって、嬉しくも寂しい瞬間がやってきます。

それは、娘が大切な人を家に連れてきたときです。

優しそうで娘を幸せにしてくれそうな素敵な男性ですが、娘を取られてしまいそうで寂しいお父さんは複雑な表情を浮かべています。

でも彼は大事な娘が選んだ人なので、お父さんは彼に娘の幸せを託します。

ついに結婚式を迎え、娘は今までの感謝を家族に伝えます。

歌詞の内容的には結婚式のシーンでPVは終わりなのかな？と思っていましたがお父さんと娘の物語にはまだまだ続きがありました。

娘の誕生から始まったPVの最後には、お父さんが亡くなってしまいます。

映像全体を通してお父さんと娘の出会いと別れを表現しているのですね。

そしてまるでお父さんの生まれ変わりみたいに自分の子供が誕生します。

その出会いがまた新しい親子の物語の始まりを感じさせます。

このようにストーリーがとっても素敵なPVなのですが、それだけではなく、超特急のメンバーのダンスや歌唱シーンもたくさん登場します。

こちらも魅力的なので是非ご覧になってみてください♪♪

超特急の「Yell」は、フジテレビ系ドラマ「お義父さんと呼ばせて」の主題歌にも起用されました。

遠藤憲一さんと蓮佛美沙子さんが年の差カップルを演じ、蓮佛さんのお父さん役は渡部篤郎さんでした。

そして遠藤さんと渡部さんは同い年という設定。なかなか面白いです。

自分の娘が自分と同い年の彼氏を連れてきたら……という内容なのですが、コミカルに描かれているので楽しく見ることができるドラマです。

父と娘の物語を描いた楽曲「Yell」に通じる部分もありますね。

こちらもよかったらご覧になってみてください。

お父さん目線の娘への気持ちが込められた歌詞です。

娘が産まれ、お父さんはかけがえのない大切な人に出会いました。

娘のことを考えるだけで、毎日の仕事もいつも以上に頑張れてしまいます。

そんな大事な娘が幸せになれるならもちろんお父さんはその道を選びます。いつだって娘の味方です。

この歌詞を見て、バージンロードを歩くお父さんと娘を思い浮かべました。

バージンロードの途中で新郎に娘を託すお父さん。

今までは自分が幸せにしてきた娘を今日からは君が幸せにしてくれよ！！というメッセージのようです。