上記で解説したタイミングというのは触覚では感知できず、非常にあやふやなものです。
そして、他人の気持ちというのも理解できない部分が存在します。
喜怒哀楽、思想や思考のクセなど、人の数だけ違いがあるでしょう。
双子の人でも考え方が違うのは当たり前のことです。
それぐらい他人の気持ちを理解するのは難しいこと。
無理に気持ちを理解しようとすれば歌詞3行目のように疲れ果ててしまうのは仕方が無いことです。
だからといって他人の気持ちを全く考えないという行動を取ると、それは「悪」になってしまうでしょう。
何事もバランスが大事。
多くのことがあやふやなこの世を、頭だけで理解しようとするのは少々無理があります。
しっかり考えて悩んで、行動してみた後は休息も必要です。
小難しいことは置いといて
はぁ~
回レ回レ回レ回レ回レ
回レ回レ回レ回レ!
華麗に花弁 散らすように
回レ回レ回レ回レ回レ
回レ回レ回レ回レ!
髪も振り乱して
出典: 回レ!雪月花/作詞:ヒゲドライバー 作曲:ヒゲドライバー
楽しいことは思い切り楽しむ
一昨日、昨日、今日と、明日と、明後日と
この宴は続く
踊レ、歌エ、一心不乱に回レ!
今宵は雪月花
出典: 回レ!雪月花/作詞:ヒゲドライバー 作曲:ヒゲドライバー
1行目を見ると、楽しい事は1日で終わっていないことが分かります。
ひょっとすると、歌詞1行目以降も続いているのではないでしょうか。
毎日が楽しいことでばかり、とはいきませんが楽しいことは多いに越したことはありません。
時には大変な時期もあるかもしれませんが、そちらにばかり目を向けていたらもったいない。
ちょっと目線を変えれば、楽しいことはいくらでも出てきます。
人生楽しんだもん勝ち、なんて言葉があるように自分から苦しい人生を歩む必要はありません。
争いが続く
ねぇねぇねぇ
この世に平安訪れるの?
のべつ幕無し丁丁発止
兵ども千客万来
ひしめき合う群雄割拠
伸るか反るか一攫千金
気が付いたら絶体絶命
「でも本音のとこ、どうなってんの?」
もうまったく奇想天外
嗚呼、辿り辿って夜の町
迷い一つなく踊りだす
出典: 回レ!雪月花/作詞:ヒゲドライバー 作曲:ヒゲドライバー
人間というのは現代でも過去でも争いをして成長しています。
現代ではもっぱら論争ですが、歴史では命の奪い合いをしてまで自分の意志を尊重していた時期も。
争い自分が勝つことで利益が出るし、気持ち的にも満たされます。
しかし欲が出過ぎてしまうと痛い目に遭うことも…。
1番の歌詞で説明した「タイミング」と被る点もありますが、何事もやりすぎは禁物です。
そして歌詞の2行目は、平和を待ち望んでいる様子。
争いをせずに、みんなが納得して穏やかに暮らせるのであれば、それに越したことはないでしょう。
また1番の歌詞の説明であった善悪の話を引き出すと、争いは悪の方に当てはまりそうです。
現代の争いで考えると、他人を傷つけてやろうという純粋な悪意を持っている人は少数でしょう。
大多数は揉め事なんて起こしたくないという考えかと思います。
それでも起こってしまう、争いや揉め事。
中には目的を見失ってとりあえず相手を負かすことだけに集中してしまうこともあります。
その結果争いがヒートアップして全然違う展開になってしまった。
争いごとをやめる「タイミング」もなかなか難しいものです。
最後の盛り上がり
花で一つ、鳥で二つ
手打ち鳴らす
風で三つ、嗚呼、月出て四つ
鳴らす鳴らす……
花で一つ、鳥で二つ
手打ち鳴らす
風で三つ、嗚呼、月出て四つ
鳴らす鳴らす……
出典: 回レ!雪月花/作詞:ヒゲドライバー 作曲:ヒゲドライバー
上記の歌詞は同じ言葉が繰り返し使われています。
曲調も静かな雰囲気。
スピード感もなく、サビでは踊り狂って楽しんでいる雰囲気なので、より印象に残りやすいパート
ただ1行ごとに手拍子をしているような歌詞が挟まれているので、宴が終了した感じではなさそうです。
むしろこの後はラストサビに繋がるので、より盛り上げるために静かにしているという雰囲気があります。
より宴を盛り上げるための前準備なのかもしれません。
また日常へ
踊レ、歌エ、一心不乱に回レ!
今宵は何曜日か?
水木金?
土日月火?
出典: 回レ!雪月花/作詞:ヒゲドライバー 作曲:ヒゲドライバー
何日も続いた楽しい時間。
曜日感覚が狂ってしまう程楽しんだようです。
パーッとガス抜きをした後は、またこのあやふやな世界で頑張って生きていきます。
ただ頑張って生きるのは辛いことばかり、というわけではありません。
踊り狂ってなくても、人生を楽しむ術はいくらでもあります。
また苦労することも将来的に人生を楽しめるようにするための手段の1つ。
日々の生活を楽しみつつ、たまにあるガス抜きで適度に休憩していきましょう。