私がいるよ Ah 愛しい人ねえ
ずっと抱いていてあげる
出典: 私がいるよ/作詞:西村ちさと 作曲:山本全
ハグは、幸福を感じられるという効果があります。
このシーンではそのようにハグをして慰める場面です。
1行目にある「愛」とは慈しんでいるような感情です。
包み込むような愛で友人を思いやる。
傷ついてしまった心を癒すように、友人にハグをしてあげる。
これは2行目の歌詞が伝えていることです。
またハグには物理的な意味で守るということでもあるのでしょう。
心配いらないよと言葉と態度で示しているのだと捉えることがきます。
うまくいかないときも
無理している顔
波がさらった 小さな砂のお城
流れる雲を見上げて 泣きそうな笑顔
出典: 私がいるよ/作詞:西村ちさと 作曲:山本全
せっかく作ったのに、一瞬で消えてしまった。
ここの歌詞部分は、このような儚さを感じる場面です。
1行目でわかることは、悲しんでいる様子。
2行目では、泣いていることを隠すような素振りを感じます。
その訳は、上を向けば涙が落ちてこない、そして見られることもないからです。
友人は心配をかけたくないということと、恥ずかしいからということにより隠すのでしょう。
しかし私にはお見通しのようで、友人を見て悲しみを一緒に感じているように思えます。
私はいつでも味方だよ
もしも世界中に 敵しかいないなら 背中を任せて
信じるキモチを忘れないで
出典: 私がいるよ/作詞:西村ちさと 作曲:山本全
分かり合えない存在だらけなら、前も後ろも狙われてしまう。
そんなときは、後ろを守ってあげる。
1行目の歌詞はこのようなことを伝えたいのだと感じます。
そして「私はいつでも味方」だという気持ちをわかってほしいと言っているのでしょう。
それが2行目で確認できることです。
信頼関係というものはすぐに築けるものではありません。
しかしこの歌詞場面を読み取ると、私と友人は長い付き合いなのだということがわかります。
だからこそ、私を頼って欲しいのでしょう。
見守っているよ
私がいるよ Ah 優しい唄ねえ 届け2人の為に
出典: 私がいるよ/作詞:西村ちさと 作曲:山本全
友人が幸せになれるように見守っている。
この場面で読み取れることは、影役に徹するというような意味でしょう。
もしかしたら、友人が恋している相手は私も恋している人なのかもしれません。
それでも友人のことが大好きで、応援したいと思っているのでしょう。
「私の気持ちよりも友人が幸せであることが大事なのだ」と言わんばかりの切なさが読み取れます。
私にとっては、友人が誰よりも大切なのでしょう。
だからこそ「2人」を見守っていくと決めたのです。
元気を出して
気分転換に
そうだ 明日晴れたら
行こう 見せてあげる
出典: 私がいるよ/作詞:西村ちさと 作曲:山本全
気分を変えてみれば勇気が出るかもしれない!
この部分の歌詞は、このようなことを表現しています。
友人に素敵な場所を紹介して、元気を出してもらおうと計画を立てる。
そうすれば上記歌詞「悩んでいるあなた」であったような停止が進行に変わるかもしれない。
そのような期待から、提案して友人に持ちかけたのでしょう。
そして友人の気持ちが少しでも軽くなる事を祈っているのです。