寝すごした目に映った 桃ノ花
なんだって そんなにがんばれるんだ?
どうしてだろう
生きてる感じがした
お月様が背中押すように いつもよりも輝いて
夜の間 一緒にいてくれた
出典: バイバイ/作詞:愛 作曲:愛
寝ぼけ眼で見た桃の花は、今日も変わらず咲いています。
どうしてがんばれるんだ?と問いかけているところを見ると、しばらく時間がたっているのかもしれませんね。
どんなことがあっても変わらない姿でいる、それはとても強くて、力強い命を感じます。
桃の花は今日も自分と一緒にいてくれる。寂しい夜だってずっと一緒にいてくれた。
桃の花を見る度に、相手との思い出が蘇ってくるかもしれません。
でも、それ以上に全てを知っている桃の花が、今日も変わらずに側にいてくれていること。
これがどんなに心強くて、心の支えになっているのか。
序盤で【あいつのことを待っているから枯れない】と書かれていましたが、本当はあいつではなくこちらのことを気にして枯れないでいてくれているのかもしれません。
もらった幸せのかけら くらった涙のかけら
この砂に混ぜてせめて 風に流したい
忘れたくないこと わかってるなりの想い方
明日強く強くなるから… バイバイ。
出典: バイバイ/作詞:愛 作曲:愛
もらったものは、たぶん一生どこかに流すことはできません。
ずっと心の中にとどまり続けて、たまにふと思い出しては切ない気持ちになるのでしょう。
それでも、引きずっていては何も変わりません。
明日もっと強くなるために、バイバイと別れを告げる必要があるのです。
「バイバイ」のPVでは、ヒッチハイクをして違う土地に向かう大塚愛が描かれていました。
歌っているときも空に向かって叫ぶような、何かをふっきりたいように見えました。
「バイバイ」のPVは、今までの思いを整理するために、土地を離れて新しい自分を見つけに行く、そんな内容になっているのかもしれません。
また、あえて曲調を爽やかにしたのは、ふっきれたあとの気持ちで歌っているからなのかもしれませんね。
爽やかなのに切ない歌詞「バイバイ」
「バイバイ」は相手への気持ちをふっきりたいという、切ない心情が書かれた歌詞になっています。
爽やかな曲調で、大塚愛らしいサウンドなのですが、歌詞を見ると諦めきれない相手への気持ちが書かれていて、ギャップを感じますよね。
アルバムに収録されている曲を改めてシングルにした今作は、今後も大塚愛の代表曲であると共に、名曲として語り継がれていくでしょう。
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