シド【delete】歌詞の意味を徹底解説！キミが見つめる先にあるものとは？ボクとの関係性を紐解く！

迷路の中でのゴールは、希望でもあるでしょう。

迷いながら進んでいるときは、本当にゴールが存在しているのかと不安です。

いつまでもゴールにたどり着けないなら、ずっとその不安を感じ続けることになります。

希望が見えない状態で繰り返す生まれ変わりは、想像を絶する辛さでしょう。

ゴールにも着かず、かといって途中で止めることも許されません。

永遠に迷い続けることを運命づけられているのです。

ここからキャッチーな疾走感のあるサビに入ります。

繰り返す苦しみの中でも、一緒に歩く相手がいます。

アニメの主人公メリオダスと、ヒロインのエリザベスとリンクしているのでしょう。

辛い状況の中で、状況を変える方法を色々と考え続けます。

その中で出した結論は、パーフェクトなものではないかもしれません。

それでも、2人で決めた結果に向かって進んでいきます。

未来に向かって進もうとしている中で、時折キミの目には別のものが映っています。

過去の出来事を思い出しているのでしょう。

2人にとって、今までの過去は辛いものでした。

希望を持って向かう未来でも、また同じことを繰り返すことになるかもしれません。

過去の辛い記憶を引き摺り、選んだ未来への不安を感じています。

ここからの2番の歌詞は、未来に対する前向きな気持ちを感じさせます。

辛い過去を感じさせる1番の歌詞とは対照的です。

自分の運命を呪って生き続ける毎日の中で、気持ちに転機が訪れました。

繰り返す悲劇に対して、嘆いているだけでは何も変わりません。

気持ちが変わり始めたのは、解決のために動き始めた事がきっかけなのでしょう。

全く先の見えない状況でも、諦めずにもがいていれば少しずつ見えてくるものがあります。

前向きな気持ちが生まれたら、繰り返す運命も怖くはありません。

繰り返すということは、変えるためのチャンスが続くということでもあります。

諦めずに1つ1つ進んでいけば、いつか大きく状況が変わる日が来るはずです。

状況が変わるまで、何度でも続けてやるという強い気持ちを感じます。