囚人服のビッケブランカ
軽快なピアノの音色から
こちらでご紹介するのは「ビッケブランカ」の『Slave of Love』。
まず最初はPVをご覧ください☆彡
鉄格子の中で、シマウマもびっくりなシマシマの囚人服を着たビッケブランカとその他男達。
もちろん前奏はビッケブランカのピアノの音色から♪
とてもポップなイメージですが、囚人服とは穏やかではありませんね。
ですが、このPV。
曲の題名であるSlave of love=愛の奴隷にしっかりと沿ったストーリーになっているんです。
筆者はなるほどね~☆と感心してしまいました。
愛の奴隷なんてちょっと陰なイメージを持ってしまいがち。
だけどこのPVはとてもコミカルに、そして男心を分かりやすく説明してくれています。
それはこの後の歌詞を読み解いていけば、皆さんも納得されるかと…。
それでは早速、気になる中身を覗きにいきましょう☆彡
『Slave of love』
悪い妄想
さよならをもう一つ背負うような
淡い予感がつきまとうよ
踊る気持ちの正体
未練の海を航海
ひどいひどい
遠い苦しいだけ
出典: Slave of love/作詞:ビッケブランカ 作曲:ビッケブランカ
気の小さい男性ですね、この曲の主人公は。
なんとなくこの恋は叶わないんじゃないか、ダメなんじゃないかなんて勝手にオチを付けようとしています。
これあくまで予感なんです。
一人で頭の中で妄想が渦巻いています。
悪い方の妄想…。
その妄想の部分を、韻を踏みコミカルに表現しています。
ポジティブになったり、ネガティブになったり。
忙しいです、この主人公。
自分が苦しいのは、気になる女性の存在のせい。
相手の気持ちがまったく分からない事を”ひどい”や”苦しい”などと言っています。
相手の女性の気持ちになったら「そんな事言われても…。」ですよね。(+_+)
恋は落ちるもの
※
Slave of love
もう解き放たれたいんだ
my love
始まる気がする
いいかげん
何回目で気がすむんだ
baby love
胸を溶かしてく
slave of love
もう解き放たれたいんだ
あんなもの一生しないから
出典: Slave of love/作詞:ビッケブランカ 作曲:ビッケブランカ
恋に落ちてしまった自分が悪い。
主人公には自覚があるようです。
恋とはこんなに辛くて苦しい。
もう、こんな苦しみからは解放されたい!
もがき苦しむとはこの事でしょう。
もちろん恋をするのは初めてではありません。
だから、どんな風に胸が苦しくなるのかも知っているんです。
俺はなんてバカなんだ!
こんなに苦しい恋。
もう何回繰り返すんだ?!
しょうがないです。
恋とはするものじゃなく、落ちてしまうもの。
自分の意志であって、そうじゃない所があるんです。
気が付いたら、彼女の虜に…。
そんなもんなんです。
最後の一行、”あんなもの”とは?
そうです、お察しの通りあんなものとは「恋」だったんです。
なんでもないフリ
飄々と自分を演じながら
いつも面影探してるよ
言わずと知れた展開
なぞるなんて論外
ひどい ひどい
まよい狂わすだけ
※繰り返し
出典: Slave of love/作詞:ビッケブランカ 作曲:ビッケブランカ
ホントは心の中も、頭の中もゴチャゴチャです。
でもなんでもないフリをしています。
彼女の事が気になって仕方ないのに。
もしかしたら、彼女は相当な小悪魔なのかも…?
可愛い顔して、主人公の心を弄んでいるのかもしれないですね。
真相ははっきりとさせてはいませんが、100歩譲ってそうだとしても!
ちょっと男らしくないですねぇ。
ボクちゃんって感じがして仕方ありません。
相手のせいにしてる所が解せないです。
ここまで虜になってしまっているのだから、自分の事を愛の奴隷と表現するのは納得ですね。
そんな訳ない!
くたびれたベンチで
じゃれるような
2人朝まで
まどろむような
そんなんno no no
いずれno no no
悲しいだけ
(No,thanks.hmmmm)
出典: Slave of love/作詞:ビッケブランカ 作曲:ビッケブランカ
また妄想が始まった様です。
どこにでもいるカップルの様な事をしている自分と彼女。
ラブラブな自分達の妄想です。
次の瞬間、主人公は頭をブルブルと振ります。
そんな訳ない!
彼女が僕の彼女になんて…。
ある訳ないよ!
どうせ結局フラれて終わりさ!
破局する所まで、妄想が及んでいる様です。
豊かですよね、発想が。
仕方ないです。
恋なんてこんなもん。
相手の行動に一喜一憂して、妄想爆発!てのが恋なんです。
愛の奴隷とはよく考えたなと思います。
その通りですよね。